イルミネーションの季節2007/12/01 18:30

 今日から和歌山県白浜町の白良浜で浜辺の電飾が始まる
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=136307
とのことで、しばしば見ている白良浜のライブカメラ
http://birds-i.com/shirara_live/live.html
を見てみたら、おお、なかなか規模の大きなものが…。

 夏場は海水浴客でにぎわう白浜温泉も、それ以外の季節はツアーやチェーン旅館の囲い込みで町全体はあまり活気がないようで、この電飾もおそらくなんとか町に元気をという試みでしょう。

 この時期になりますと、住宅街でもあちこちでイルミネーションが見られます。エコロジーにはちょっと逆行するようですが、でも単純に楽しいこともたまにはいいではないかと、私は思います。わが家でもだいぶ以前にはちょっと凝ったことをしていましたが、最近はあまり熱心ではなく、もっぱらヨソのお宅のを見て楽しんでいます。

 白浜のは来年1月末までということで、田辺まで高速道路もできたことでもあるのでいちど現物を見にいこうかなあと。

だらっとしてました2007/12/02 18:38

 朝からかなりいい天気だし、阪神間ではこの週末が紅葉のピークだと言われていたのですが、せっかくの日曜日、どこにも出かけずに今日はなんとなくだらっと一日すんでしまいました。

 朝と夕の恬のお散歩と、午後に夕食の買い物にパートナーをスーパーまで乗せていったついでに「楽市」でビールとローアルコールビールとお茶を仕入れに行っただけ。

 昨日の午後に用事があって梅田に出かけて、あまりの人ごみにたいへん疲れたのでちょうどよかったのかもしれません。さて、明日から今年最後の日程が始まります。

けっきょく知事ってそんなものかい2007/12/03 20:54

 大田大阪府知事がつぎの選挙への立候補を断念したのだそうです。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20071203i203.htm

 いろいろあったものの、けっきょく政党や後援会の支援がなければ当選しない。それが一般的なこの国の首長選挙。さきの大阪市長選挙で平松さんが当選したのは、いわゆる「タマ」がよかったからか。民意なんて屁みたいなもんで、たまに勢いあれば火を消せる風はおこすけど、たいていはいわゆる「すかす」だけ。

 まあ、あの、知事になってから年々顔つきが悪くなっていた落下傘おばさんが知事を続けないことは、私は地元ではないものの個人的にはよかったと思いますが、ではだれが出はるねんということも気になります。

 がんばれ大阪府民。

はやらなくてもいいいのに2007/12/04 22:12

 流行語大賞が発表されて、まあそんなものはどーでもいいのですが、はやらなくてもいいのにインフルエンザがいつもより早く流行しているようで、私のマイミクさんでもう流行にお乗りになったかたもおられます。

 仕事がら私は毎年きちんと予防接種をしていますが、これとて完全な予防にはならないわけで、それでもしないよりはマシだとされています。12月に入ってから、いつもはあまり興味をお持ちにならない、比較的若い世代のかたも「したほうがいいかなあ」と相談してこられることが多いようです。

 私のところは通常の外来診察をしていないので、一般的な予防接種の受け入れはしていないのですが、もともと在宅で診療しているかたやそのご家族、それに知り合いのかたから頼まれたりということもあって、零細診療所なのにすでに100名を超えるかたに実施しました。

 これだけマスコミが騒ぎ出したらまた希望者は増えるかもしれませんが、まあ毎年のことながらワクチンの供給はおそらく十分にあると思われます。体力に自信のある若いかたも、やっておかれたほうがいいよと思う今年の師走。

慣れというのは怖いもの>自動化2007/12/05 14:18

 午前中にちょっと古いビルに用事があり、そこのトイレで小用を足して手を洗おうとしたと思ってください。液体石けんをとって、蛇口の前に手を出して、なんか変やなあと思っていましたら、水が出ないのです。で、よく見たらこの蛇口には水栓がついているので、自分でひねらなくては水は出ないのでして、まあほかに人がいなかったのでよかったのですが、エエおっさんが手洗いで両手を出してボーッとしている図はほとんどマヌケでありました。

 最近は水の節約と衛生面からか、パブリックな場の手洗い場のほとんどが自動化されているので、そういう思いこみ、慣れでボーッ状態になってしまったようです。

 さういえば、考えごとなどしながらどこかの建物の入口に立って、扉が開くのをボーッと待っていたことも何度かあります。そこは自動ドアとちゃうっちゅうねん。そもそもコンビニに自動と手動があるのはややこしい。手動だと思って手で押そうとしたら、自動で開いて中にずっこけそうになったり。

 慣れというのは怖いものというか、これもやはり加齢に伴う現象なのでしょうか。情けない。

賄賂じゃないでしょう>学位のお礼2007/12/06 22:56

 スケープゴートのように名古屋市立大学の名誉教授がパクられられた。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071205i313.htm

 いやあ、業界の人間として言わせていただければ、これは賄賂ではないでしょう。便宜なんかはかっていない。そこまでいったスケジュールで、お礼は受け取ってあたりまえ、学位(博士号)をもらうためには、そういうお礼をお払いするのはあたりまえのことですよ。もらわなかったからといって拒否することはまずないので、いわゆる「便宜供与」にはならないはず。もらわなかったらどうなるかというと「あいつはお礼も出さんかった」といってその後にハミゴにし、笑いものにし、シカトさせる圧力かけたりするだけでしょう。学位そのものは与えてしまって、いわば後の祭りになってるだけのはず。

 ケーサツの勇み足でしょうなあ。

 それにしても、だ。そんなことまでして「買う」ほどの値打ちはないと思いますよ、医学博士。足の裏のメシ粒(とらなくてもどうということはないが、とらないとなんとなく気持ちが悪い)と言われてるようですが、なあに、私のように足の裏のメシ粒をとらずに30年たっても、べつに仕事でどうということはありまへん。足の裏のメシ粒も30年たったらどこかに剥脱してしもうてますわ(笑)。博士じゃないと診てもらいたくないという患者さんは、袖の下を携えて有名博士のところに詣でられたらいいだけのお話。

 ほんとに立派な仕事をして学位を得られた人たちにとっては、逆に忸怩たる思いになっておられるはず。

 今夜はちょっと過激だったかなあ。

喪中はがき2007/12/07 23:24

 いまの時期になりますと、あちこちから「喪中につき…」というはがきが届きます。7年前と2年前には私もそれを送ったものですが、あまりどんどん届きますとそれはそれでちょっと悲しいものであります。

 勤務医のころ、私は年賀状を自己廃止(笑)していました。診療所を開業してからは、そのご挨拶や営業戦略もあって2年間は年賀状を再開していました。しかし、2年前の母の喪中で休止したあと、けっきょく喪明けの昨年もやめてしまいました。

 「今年もよろしく」がほんとに「よろしく」のかたには年賀状がなくても顔を合わせますし、そうでないかたとは年賀状だけの連絡になっています。そもそもけっこうe-mailでの挨拶も増えてきましたし、わざわざ年賀はがきを買って期日までに投函するという労力気力は失せてきました。ニッポンの美しい(らしい)伝統を続けていないことに批判を受けそうですが、まあわがままなおっさんということで許していただきたい。

 というわけで、来年の元旦には私からは年賀状は届きませんが、そこはひとつ…。

太平洋戦争開戦記念日2007/12/08 23:25

 メディアでほとんどふれられていないが、今日12月8日は大日本帝国海軍がハワイの真珠湾を奇襲して太平洋戦争が始まったとされている日。ジョン・レノンが殺された日というより、日本にとっては意味があるはずである。

 私の世代は元祖「戦争を知らない子どもたち」と言われて、一時期に反戦思想を吹き荒れさせた世代でもある。前後の世代から、すこし憎しみをもって「団塊の世代」とされてもいる。しかし、青年から壮年、初老、リタイア世代と進むうちに、いつの間にかコンサバな感覚になってしまった感もある。事情はどうあれ、結果として原爆被害という悲惨な結末を迎えた太平洋戦争を始めた日であることを、人生の一時期でも本気で反戦思想を学んだ者として、忘れることはしたくない。

 てなことをいつまでも言うから、わしらは嫌われるのでありましょうなあ(苦笑)。