マグロの漁獲制限、それがどーした ― 2006/11/17 23:26
今夜の「報道ステーション」のトップはクロアチアで開催されている「マグロの漁獲制限の会議」でした。ちなみに21時からのNHK「ニュースウオッチ9」のトップは新たな北朝鮮の拉致のかたのことでした。
クジラのつぎはマグロかい日本人を目の敵にするのもたいがいにせいよ、と思う人たちも多いことと思いますが、昔からかなりマグロ好きであるにもかかわらず私の感想は、まあ減っているのなら無理に獲らなくてもいいのではないかという点で、同じくずっとクジラが好きであったときと同じ反応であります。
とくに今回問題になっているクロマグロ(ホンマグロ)は、おそらく普段は食べていないでしょうし、そもそも私はトロより赤身が好きなので、マスコミや軽薄文化人にあおられたトロ伝説(そんなんあるのか)にはずっと苦々しい思いをしていたので、ある意味「それみたことか」と感じるのであります。それは先日も書いた「カニ問題」と共通するところ。
いちばん困るのは、民衆をあおって暴利(といえば言い過ぎだったらたいして味もわからない人たちに高いものをうまく押しつけての商売)で稼いでいた一部の人たちでしょう。クロマグロのトロを食えなくても死にゃあせん。どうしてもトロ食いたいというエセセレブ人種は、泡銭から捻出してでも高いトロでも食うって。
今夜はなぜか下仁田葱が食べたくて、芹や椎茸を入れた湯豆腐にしました。なんぼ下仁田葱や芹が高くても、たかがしれています。ちょっとした贅沢しても、家族3人での夕食費は、広島の牡蠣もおごって1000円ほどでした。でも葱も芹もとても美味かった :-)
