わんどの身辺雑記

　阪神間ではインフルエンザでえらいことになっているのはご存じのとおり(さすがに22時のニュースではトップ)。

　学校が休みになって、朝の通勤時に集団登校の子どもたちの姿がない。大阪府の橋下知事はとくに高校生たちに向けて「休みだからといって遊びに出ないでください」と、彼らしいキメの細かいお願いをしていた。

　先週初めに「兵庫県で1名でも感染者が出たら全県の通所施設は休め」という県の課長通知が出てちょっと驚いたが、数十人の感染者が出ても休めという指示はきていない。正式な通知を出しておいて、そのあとなにも訂正の通知もなくほったらかしである。ひどく無責任。

　無責任といえば、訪問診療に出るとき、お茶を買いにコンビニに入ると異様な混雑、小学校中学年ていどの男の子を連れた母親グループが(休校だから)どうやらみんなでどこかに遊びに行こうとお弁当とおやつを買っているのである。だからぁ…(泣)。

　町の医療機関では、インフルエンザを疑えば必ずインフルエンザの検査をせよと指示されている。しかしその検査キットが品不足なのだ。疑いのある患者さんを看るときは防護装備をせよという。でもその装備は手に入らないのだ。私のところは幸か不幸か外来診察をしていないので直接の影響はないが、同僚医師会員のところはいろいろたいへんなようである