再びレセプトオンライン請求2009/08/05 17:22

 今日は水曜日で診療の予定はいれていないが、昼前から診療所に行って7月分のレセプト(診療報酬請求)をオンラインでおこなった。

 レセプト計算用に日常的に使っているPCで電算レセプトファイルを生成し、これを使い古しの512MBのUSBチップにコピー。それを請求用の時代遅れの遅いラップトップPCに挿す。社兵庫県会保険診療報酬支払基金と兵庫県国保連合会にべつべつにアクセスしてこのファイルを送信して請求が完了。このPCで請求に要する時間は数分である。

 ふだんは別の用途に使うなとのお達しなので、ネット遊びやメール送受信には使っていないからウイルス感染の危険性は少ないが、基金や国保連から感染させられるという可能性も皆無ではなかろう。したがってセキュリティソフトを入れているが、これについてはきちんとアップデートしておかなければ意味がないわけで、そのために手動でインターネット・プロバイダに接続する必要がある。週に2度くらいアップデートして、直後にねんのためウイルス検索のスキャンをさせている時間が1回あたり30分ほど。

 月に1度、数分使うために専用のPCを用意して、セキュリティのために手間をかける。なんでこんなことをわれわれが強要されなくてはならないのだ。私は使い古しのPCを使って自分でシステムを設定したためにほとんどカネはかかっていないが、業者に依頼すると数万から数十万円だという。利権だね、一種の。

 そして、問題のあるレセプトを差し戻しするときは、従前どおりプリントアウトしたものに付箋をつけてくる。修正してそれを提出せよというので、紙レセプト提出の手間はなくなっていない。ったく、お上は勝手なもんだ。