わんどの身辺雑記

これだけ毎日毎日いろいろなことが起きると、ニュースの優先順位が分からなくなる。

今日、いちばん大事なニュースはなんだったのか。朝日新聞の、フクイチ事故後の東電社員の行動についてのスクープか。PC乗っ取り事件のなんとなく情けない被告の姿か(それにしても、おそらく保釈されているからと「さん」付けで呼んでいたのに手のひら返しで「被告」呼ばわりに変わった放送局はおもろい)。

あるいはタイの戒厳令か。

というような毎日が続いて、けっきょくニュースは使い捨てされているように思う。

いま、いちばん大事なニュースは何か。

いかに抵抗しても老化は進む。

老眼は40歳台の前半から意識しだした。ほとんどなにもしていないので足腰の弱体化は実感している。

二級アマチュア無線技士や気象予報士の試験にトライしてみたが、とくに記憶問題に自信なく挫折した。

元ラリードライバーとして運転にはいまだに自信はあるが、いつのまにか車間距離は空けるようになっていて、運転そのものもおとなしくなった。

いまの私の年齢は、かつての平均寿命に近い。そしてなにより私は「前期高齢者」と不本意にも括られている65歳である。なにかにつけ「トシ」を感じるのだが…

では懸命に抵抗してなんとか若さを保とうとするかといえば、私はまったくその気はない。無駄な抵抗はしない。現状を心から受け入れたうえで、それではなにができるか、できなさそうなことをするためにはどうすればいいか、受容したところから先が見えると思うのだ。

しんどいことはイヤだけどね。