現場は想定を越える2014/05/01 23:35

療養は住み慣れた自分の家で…って、霞ヶ関の机の上で空しい議論の末に決まったようだ。

現場は、霞ヶ関の机の上の想像をはるかに越える。

認知症の妻を、自分は頑強で病気知らずだからという自信のもとで在宅介護していた夫が、ほぼ初めて受けた検査で積極的治療の手立てがない肺転移もある末期癌と診断された。

子どもさんはいない。

どうしますか。

認知症の奥さまに末期癌のご主人の介護はできない。ご主人が弱ってきてやがて亡くなったら、この認知症で一人では生活できない奥さまはどうする。

それでも制度ではなかなか対応してくれない恐れがある。

どうする?

ちょっとだけ疲れてます2014/05/02 23:14

急な用件ができて岐阜県方面に日帰りしてきた。

往復500キロ弱。それほどではないが、さすがにちょっとだけ疲れた。もっとも、シトロエンDS3のシートはとてもよくできていて、腰痛持ちの私が往復で6時間ほど座っていてもたいした負担は感じていない。

さて、明日は朝早くからまた180キロほど走るぞ。

やればでけるんや2014/05/03 22:32

昨日は岐阜の郡上まで日帰りで行って約500km弱。帰宅が21時すぎだった。多賀SAで購入した弁当と寿司で夕食にして就寝が0時半すぎ。

今朝は5時すぎに起きて、6時すぎに宝塚を出発。それでも阪神高速湾岸線ではUSJ渋滞の始まりかけ、阪和道では隧道での自然渋滞が伸び、有田ICから広川ICまでは国道42号にいったん降りての回避策など講じてなんとか帰着が10時前。

空腹ピークで「まんまてんや」さんに飛びこんで美味いカレーを。おちついたところで富田の水を汲み、何軒かで買い物をしたあと、そのまま畑仕事に突入した。クワ作業や草ひきなどを18時前まで。

ざっとシャワーを浴びて19時から「九十九」さん。めったにしない予約をしていてよかった。白浜の超繁盛店なので連休初日はやはり満席だった。そこで何人かのFBFさんに遭遇。白浜の町は狭いのだ。みんな元気だし。

二日間よく動いた。最近は自分の動きにちょっと自信をなくしかけていたのだが、まだ私もやればでけるんや。

明日は知人の一周忌の集まりがあるので昼前にはまた北摂に戻る。それでこの三日間のミッションは終了し、明後日から日常に戻る。

怒濤2014/05/04 23:39

世は連休だが、私は明日からいつもの業務だ。

そのまえにいろいろ予定があって、終わって帰宅したのは22時すぎ。朝7時前に白浜で起きてから、北摂に戻って予定を消化した。

怒濤の週末だった。

疲れた。

連休ですか2014/05/05 22:05

いつもの月曜日の仕事を消化した一日だった。さらに毎月5日になると医療保険のオンライン請求が可能になるので、ついでにそれも処理した。

毎度のことだが、自分が仕事をしているために、つい休日だというのを忘れてしまう。ニュースを見て高速道路の渋滞が報じられて、ああそうだったといまさらながら連休中を確認した。

明日もいつもの火曜日の仕事をするが、市の介護認定審査会と医師会の理事会がないのが嬉しい。

で、なぜ明日も休日なのか不思議だったのだが、振り替え休日は飛び石的に追加されることになっているそうで、休日と休日の間の平日は休日にするというおまけの4日が振り替えられて翌日の5日を飛び越えて6日が休みになったのだね。

連休こそ休めないとか、休日を休まないでいつものように仕事をする人たちもものすごく多いはずなのに、なぜ休んでる人たちばかりのほうに視点を置くのか、どうもよく分からない。

あ、私が休みたいわけではないのでねんのため。

休肝2日目2014/05/06 21:54

完全酒気断ちではないが、夕食にレギュラーサイズの缶ビール1本だけという縛りをして2日目だ。ちょっと腹の調子がよくなかったのと、ここのところかなり飲酒量が多い日が続いたために予防的に休肝しているのである。

で、いつも思うのだが、アルコール摂取を控えるとたしかに身体が軽い。しかし寝付きはよくない。

今回の休肝をいつまで続けるか未定だが、こういうものも一種の慣れというか弾みのようにも、これまでの経験から分かっているので、γ-GTPの値が低下するくらいまで続けるかな。無理やろな。

首都圏との落差2014/05/08 00:09

最近はじまったことではないが、日本の国は東京周辺だ、という気分が強すぎるように思う。大手メディアの作り手がほとんど東京だということの影響が大きいに違いない。

在宅医療の現場事情をTwitterやFacebookで見ていると、なんだか首都圏のそれは私ら「地方」とはかなり様相が異なるように見える。いや、在宅医療だけでなく、地域医療の空気が相当違うのではないかと思えるのだ。

そういう状況の差異を無視して制度をいじるから、齟齬をきたすことが多いのではないだろうか。

今回の改定で心配された「同一建物居住者」の難民化は、わが市では幸い回避された模様でやれやれだが、ケースの多い首都圏ではどうなのだろうか。

休肝は2日で終わった。今夜は酒気に入れない缶ビールのあとに焼酎のロックを3杯呑んでしまった。

在宅無理筋2014/05/08 23:11

ひょっとしたら古くから在宅に関わっている医療者の多くが感じているのではないか。

在宅無理筋のケースが急激に増えている。

どこが無理かというのは、それぞれいろいろあるのだが、病院に長くいられないためか、メディアを中心に在宅で最期をという刷り込みが浸透してきたからか、はたまた選択肢なくやむを得ずなのか、ともかく無理やろというのを支援しなければならないために、医療者側が燃え尽きそうになっている現場。

この数年のことだ。

いまのままだと、5年もたてば在宅医療にはペンペン草が生えて心ある医療者は在宅から手を引くのではないか。

私は若いころはかんしゃく持ちでイライラしていたが、年をとって丸くなってきたなと自負している。その私がまだイラっとするケースが続く。こんなのはぜったい無理やで。