「事業所・企業統計調査」ってなんや2006/09/26 12:38

たまたま訪問診療への出発が遅くなって診療所にいますと、一人の女性がぬわぁ~と入ってこられまして「事業所・企業統計調査です」とおっしゃる。「なんでっか、それ」と応対するのと、パンフレットを手渡されるのが同時でした。

http://www.stat.go.jp/data/jigyou/index.htm

総務省統計局が10月1日現在で「すべての事業所や企業の状態を明らかにするため」「基本的な項目を調査」するのだそうです(パンフレツトの説明による)。

偶然にも私がいたので受け取りましたが、「もし留守だったらどうするんですか」と尋ねますと「何度か伺います」とのこと。「でも私のところは仕事の性格上ほとんど居ませんよ」と申しますと「どうしても連絡がとれない場合は調査できませんね」との説明をなさいます。「いつからやってるんですか」「二、三年前からだと思いますが、私は今回が初めてなので…」(をゐをゐホームページでは5年ごとで昭和22年からやってるとありますよ)。

うーん、こういう調査に意味があるのでしょうかねえ。正確さにはきわめて疑問を感じます。暴力団事務所でも調査するのだろうか。その場合の事業の種類はやっぱり「その他」になるのだろうかなどと、つい日記のネタ的につっこみどころが広がるのでありました。

 まあ統計が仕事であるお役所だから、調査は必要と言われれはそうなんですけど、不正確な統計って統計がないのといっしょのように思うぞ。