研究会2008/03/09 18:27

在宅ケア実践シンポ
 年に2回開催されている在宅医療関連の研究会に行ってきた。新大阪駅前のホテル。

 この会はいつも多くの参加者の熱心な討論があって、行くたびに気持ちが高揚する。一人で在宅医療の仕事を淡々とやっていると、ときどきふと脱力しそうになったり、やっていることへの不安がわいたりする。年2回の刺激は、私にとってちょうどいい。

 じつに今日の未明に在宅のお看取りをして、帰宅したのが午前3時ごろ、若干の寝不足だったので、研究会の間に眠くなったら恥ずかしいと思っていたが、そんなことは杞憂になる熱気であった。でもちょっと疲れたか(笑)。

診療報酬改定前夜2008/03/10 23:36

 官報で平成20年度からの新しい診療報酬の点数が公表され、その改定に対応するようにいろいろな手続き、申請を必要とする医療機関は遺漏なきように大量の書類の準備をしなければならないところもあって、いわゆる「前夜」の域に入りつつあるようだ。

 私のところのような、全国的にみても最底辺の零細診療所でも、いまのところひとつは施設基準の届け出が必要になりそうで、しかしそのための条件を満たすべき研修についての情報がなにもないという、いつもながらの官僚様役人殿ペースの制度改定が、天上では粛々と天下ではバタバタと進む今日このごろである。だから私は唯我独尊(笑)。取り損ねても私が自分の生活をすこし辛抱すればすむこと。

 と考えると、全国で私のような「自分の生活をすこし辛抱すればすむ」ような医療機関が増えれば厚生労働省の思うツボ。そう思いいたれば、官僚に勝たせたくはないのでそのへんがなかなか難しい。ちまたでは在宅療養支援診療所をうまく利用して稼ぎに稼ぐヤカラ医者もいるとのこと。蹴ったろか、こら、隣の市のそこの同業者。

都市伝説はホントらしい2008/03/11 21:44

 年度末になると予算消化のために道路工事が増えるという都市伝説がかなり以前からあります。何年か前、どこかのテレビ番組で、それは気分の問題で、じっさいに調べてみると年度末だからといって工事が増えるという事実はないということを言っていたと記憶していますが、ここのところやはりこの伝説は伝説ではなく事実なのではないかと確信しています。

 なにしろ今日は訪問診療の間、道路工事や電気工事のために片側交互通行になっていたのが5カ所、同じくそのために車線帰省されていてかなりの渋滞が発生していたのが2カ所ありました。たかだか4時間の間、診療所から半径3キロくらいの範囲でのことです。

 それぞれの工事現場にはなんのつながりもないので、それぞれの現場では自信を持って規制なさっておられますが、規制が立て続けにあったら走っているほうのイラだちはつのるつのる。道路使用許可は警察が出すのだから、そのあたりの調整はできないものか。できないだろーなぁ。

 時間の無駄、つまり環境負荷も大きいこういう事態はなんとかせねば(儂は環境ヲタクか)。

栄枯盛衰2008/03/12 19:03

 所用があってそうとう久しぶりに御堂筋線江坂駅前にある東急ハンズに行ってきました。

 阪神高速の豊中南ランプから東進して新御堂筋に左折して駐車場に入るルートですが、江坂駅が近づいてきてもかつてのような「街のオーラ」がぜんぜん感じられません。つまり江坂が「普通の街」化しています。

 以前は江坂や緑地公園はそれなりにおしゃれなスポットで、若者が集まり珍しい品物が買え変わった食べ物が味わえました。しかしいまやどの駅前にもありそうな街並になっています。

 そもそも目的地の東急ハンズ、なんとフロアが半分近くになっており、減った部分は関西系の大手家電量販店になっているではありませんか。したがってハンズでの品揃えも当然のことながら半減しています。

 栄枯盛衰は世の倣いとはいうものの、「あの」江坂、「あの」ハンズは…。もっとも、私自身も年をとって「枯衰」しつつあるわけではありますがねえ。

忘れてたぁ2008/03/13 23:20

 なぜかここのところ新規の患者さんの依頼が立て続けにあって、いろいろと忙しいのに気をとられていまして、夕刻からのブッキングを完全に忘れていました。相手さんにはたいへんご迷惑をおかけして、お詫びの言葉も見つけられません。幸い、事情をお察しくださって、あらためてのお約束をしていただけましたが、たとえボランティア仕事だとはいえ、いったん決めた日程を反故にした私の責任は重い。

 診療所を始めたころは、あまりの忙しさに何度かこういう約束破りの不義理をしてしまいましたが、最近は日程管理にもあるていどの自信ができて、ちょっと油断していたようです。

 初心に戻って気を引き締めなければ…。

京都にビハーラ施設2008/03/14 22:00

 ビハーラ(キリスト教でいうホスピス)病棟は新潟県の長岡西病院
http://www.sutokukai.or.jp/nagaokanishi-hp/が嚆矢ではないかと思いますが、有床診療所とはいえ西本願寺(浄土真宗本願寺派)が直接経営にあたるビハーラ施設ができたとのこと。

http://sankei.jp.msn.com/life/body/080313/bdy0803131115001-n1.htm

 お西さんでは、かなり以前からビハーラ活動を推進してきた歴史があります。

http://www2.hongwanji.or.jp/social/vihala/html/keikaku.html

 私は熱心ではないがいちおう仏教徒だと思っており(家の宗派は真宗大谷派)、したがって在宅医療での緩和ケアを「在宅ホスピス」と称することに若干の違和感ももっています。「ビハーラ」という言葉はかなり以前から知っていて、もうすこし普及しないものかと思っていましたし、大阪の大蓮寺
http://www.dairenji.com/index2.htmlの秋田光彦住職にも共感したりしていますから、仏教によるターミナルケアの活動にはさらに注目していきたいと思います。

竹野浜2008/03/15 16:56

「はまや」さんのカニ三昧。4人前。これに焼ガニも加わる。
 とつぜんですが、豊岡市の竹野浜にきています。民宿「はまや」さん。

http://www.b-shoku.jp/tokushu/pickup/08/hamaya.html

 何年ぶりか。

 30年くらい前から、夏の海水浴と冬のマツバガニで足繁く通っていたお店ですが、家族がみんな忙しくなってなかなかくることがなくなっていました。

 たまたま旧知のネットワーカーを中心としたブログメンバーのオフをやるということで、数日前に急遽参加を決定。午後の特急で着きました。北前館という共同温泉で海を見ながらゆっくりと温まってきて、みなさんがまだ到着されないのでチビチビとビールをやっているところ。

 「はまや」の女将さんはじめみなさんお元気で、かなり嬉しい。

 さて、今夜はひさしぶりの泊まりオフ(笑)。

痛飲のあと2008/03/16 23:36

 昨夜はたいへん楽しい、酒が旨い時間を過ごした。

 午前中の特急で帰宅し、午後からちょっと仕事をしていたのだが、朝のうちはは二日酔いではなく、まだ酔っぱらっていたように思う。車内ではさぞ酒臭いおっさんだったと思う。

 しばらく休肝。