軽老の日2008/09/15 23:16

 敬老の日であった。

 例によって祝日は休まないので、いつものとおりの業務をこなした一日であり、そのなかには有料老人ホームに入居しておられるかたへの訪問診療もあった。何人かの患者さんは、家族の訪問があり、また食事に連れていってもらったかたもおられたのであるが、施設そのものとしては昼食に「祝い寿司」とあったくらいのものであろうか。

 まあ一施設の敬老の日の対応などはべつにいいのだが、ここのところの医療介護の政策をみていると、とても敬老などとは思えぬ。タイトルのように「軽老」だ。こんな時代に敬老の日などがおおっぴらにあるのはブラックユーモアかイヤミとしか思えないのであった。

 ま、一種の偽装であるな、敬老の日。

コメント

_ 二立 ― 2008/09/16 13:19

Wandoさん、こんにちは。
老人の日というのもあるそうですね。今年はたまたま敬老の日と老人の日が一致したようです。
わざわざこういう日を作らねばならないのがおかしいということでしょうか。

_ wando ― 2008/09/16 17:30

 二立さんのおっしゃる意味がよく分からなかったのですが、調べてみて納得。

 9月15日が固定した「敬老の日」という祝日なのは2002年までで、2003年からは9月第3月曜を「敬老の日」の祝日となり、9月15日は「老人の日」として名称を変更して残したということなんですね。

 で、たまたま今年は第3月曜が15日だったので「敬老の日」であり「老人の日」だったということか。

 ややこしい。

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