幻想 ― 2012/03/07 23:08
わが国は、先進国だと思っていた、というか、思っていると思い込んでいた。
しかし、ここのところの、底が抜けたようなありさまはなんなんだ。
わが国は、後進国、差別語だというなら、発展途上国か。法的にも道徳的にも、底が抜けてる。で、ふと思ったのは、わが国が先進国だというのは幻想だったのではないか。
底は昔から抜けていたのではないか。それがあまり目立たなかったのではないか。あるいは、隠されていたのではないか。いまや情報の漏れかたが激しくなって、隠しようがなくなったものからポロポロと露見しだしているのではないか。中国や北朝鮮を嗤えないのではないか。
私はこんな国に、微力であっても奉仕してきたことが情けない。私の父も正直を絵に描いたような男だったので、すこしでもわが国のためだと思ったまま一生を過ごした父の生きざまが悲しい。
でもまあ、なぜか分からぬがつぎつぎに底が抜けてるサマが見えてきているのは、私らのつぎの世代のためにはいいのかもしれない。
あらためて祖父の座右の銘、易経「積善の家に余慶あり。積不善の家に余槐あり」を心得る。
しかし、ここのところの、底が抜けたようなありさまはなんなんだ。
わが国は、後進国、差別語だというなら、発展途上国か。法的にも道徳的にも、底が抜けてる。で、ふと思ったのは、わが国が先進国だというのは幻想だったのではないか。
底は昔から抜けていたのではないか。それがあまり目立たなかったのではないか。あるいは、隠されていたのではないか。いまや情報の漏れかたが激しくなって、隠しようがなくなったものからポロポロと露見しだしているのではないか。中国や北朝鮮を嗤えないのではないか。
私はこんな国に、微力であっても奉仕してきたことが情けない。私の父も正直を絵に描いたような男だったので、すこしでもわが国のためだと思ったまま一生を過ごした父の生きざまが悲しい。
でもまあ、なぜか分からぬがつぎつぎに底が抜けてるサマが見えてきているのは、私らのつぎの世代のためにはいいのかもしれない。
あらためて祖父の座右の銘、易経「積善の家に余慶あり。積不善の家に余槐あり」を心得る。