電車の効用2013/05/09 18:05

 
いま「くろしお21号」車内である。もちろん白浜に帰るために乗っている。相棒やフレブル恬もいっしょのときは車で帰るが、私一人のときは電車利用が多い。17時新大阪発または17時20分天王寺発のこの列車は、白浜19時29分着で、午後の仕事を早めに切り上げると乗るのにちょうどいい時間帯であり、そして下車した白浜駅で明光バスに接続している最終の特急なのである。このあとはバスがないばかりか、平日の夜は単なる田舎駅と化す白浜駅ではタクシーすらないことが多いのだ。

そして編成は旧「オーシャンアロー」の283系。さすがに新世代の287系には乗り心地は劣るが381系の初期振り子電車よりはかなり楽である。

車で帰ると、日常的に仕事で乗っている車のままなので、どうも気分のスイッチの転換がしにくい。その点特急なら多少とも「非日常」気分が大阪から味わえるというものである。

本が読めるしPC作業ができるし眠れるし飲める(めったにしないけど)し。

というわけで、夕日を見ながら一路南下中。