零細診療所のなげき(もったいないなあ) ― 2013/05/28 23:03
数ヶ月前から重度の医療処置の必要なかたの訪問診療の対応を始めて、いろいろと必要な器材が一気に増えた。発注して届いた荷物の箱がどんどんたまって、物置部屋の交通が不便になって数週間。今日は一気に整理した。
段ボールを畳んだものが大量に出て、部屋はすっきりした。
ついでに消費期限を過ぎたものの処理。食べ物以上に期限切れは厳密にしなけれはならないので、今日はその器材を多量に処分した。在宅患者さんに必要で発注して、そのかたが亡くなったり施設入所したりして余ったものだ。器材は一定の量でしか仕入れられないので余ったものは偶然にまた使う患者さんがいなければ、デッドストック→期限切れ廃棄になる。
病院や流行っている(笑)診療所ならどんどん器材は使われるだろうが、わが零細診療所ではたいていが廃棄することになるのだ。
今日の廃棄ぶんは推定約5万円ていど。ときには30万円ほども捨てる。もったいないなあ。
地道に仕事をして在宅医療の下支えをしている私らのところに、こんな負担をさせていては制度は長続きしないよ。
喀痰などの吸引チューブを100本ほど捨てながら、これ、なにかに使えないもんかねえと考えるケチな町医者なのである。
段ボールを畳んだものが大量に出て、部屋はすっきりした。
ついでに消費期限を過ぎたものの処理。食べ物以上に期限切れは厳密にしなけれはならないので、今日はその器材を多量に処分した。在宅患者さんに必要で発注して、そのかたが亡くなったり施設入所したりして余ったものだ。器材は一定の量でしか仕入れられないので余ったものは偶然にまた使う患者さんがいなければ、デッドストック→期限切れ廃棄になる。
病院や流行っている(笑)診療所ならどんどん器材は使われるだろうが、わが零細診療所ではたいていが廃棄することになるのだ。
今日の廃棄ぶんは推定約5万円ていど。ときには30万円ほども捨てる。もったいないなあ。
地道に仕事をして在宅医療の下支えをしている私らのところに、こんな負担をさせていては制度は長続きしないよ。
喀痰などの吸引チューブを100本ほど捨てながら、これ、なにかに使えないもんかねえと考えるケチな町医者なのである。