政務活動費だけか?2014/07/14 22:45

例の醜悪な号泣(「嘘泣き」ともいう)会見からようやく問題の本筋に戻りつつある報道が、政務活動費の問題点に言及してきた。

兵庫県議会では議員一人に一ヶ月50万円だかのそれが許されていて、余ったら返却する建前ながら、どうももらうからには全部使わねば損というようである。

領収書がなくてもいいのはけしからんなどとみなさんおっしゃっているが、私はどこかで似たような空気に触れているような気がしていた。

で、週が改まって社会復帰 :-)したところで、それはわれわれのごく日常にあったのに気づいてしまった。

曰く、

予算がついて補助金が出る、その使途はとりあえず厳密には言われない、数字のつじつまを合わせて報告にそれなり内容のものを書けばだいじょうぶだ。

役所に近い場でそういうのを経験していないか?

その予算は税金から出てるんだよ。

そういう空気に慣れてしまうと、一部の議員さんのような疑わしい費消に走ることになるのではないか。チェックするお役人さんのほうもナアナアでね。

というわけで、そんな金の使いかたをしていないかよく考えてこう。批判がブーメランになっては恥ずかしいからねぇ。ただし、自分が稼いだものをどう使おうと他人にとやかく言われる筋合いはないのは当然であるよ。