安全側に倒す=保身が見える2014/10/06 00:16

颱風18号が近づいていて、近畿ではつぎつぎに警報が出ている。

いま、宝塚のマンションにいるが、「なんで?」というくらいなのに早々と各種の警報が発表されている。テレビを見るとあからさまに「情報を得て身を守れ」と言っている。

かつて、医療の世界で、考え得るすべての危険性を説明しなければならないような流れができて、いまや「説明義務」「注意義務」はがんじがらめになっていて、患者さんと医療者の信頼関係の行方が分からなくなってしまった。いまや「阿吽」はない。

同じようなことが、災害を巡ってもおきかけているようだ。

なにごとも安全にするためにどんどん過剰な対応になっているようにもみえる。けっきょく行政の保身でしかないように思うが、、メディアの取り上げかたも再考していただきたいもんである。

しかし、ほんらいもともと災害から身を守るのは自己判断、自己責任でしかないはずだ。もちろん判断するための情報はあったほうがいいわけだが、逆にそれにばかり頼ってしまって、人間の「動物的な勘」が失われてしまっているようにも思えるのだ。

とはいえ、直撃しそうな白浜にいないのは私にとってはまことに辛いのである。

強い台風やっちゅうねん2014/10/06 22:20

大型で強い颱風18号が列島を縦断した。

幸い大きな被害はなかったようだ。偏西風に乗ってからの速度が速かったのが幸いだったのかもしれない。

しかしながら、通勤時間帯に近いころに颱風が近づいた首都圏のニュース映像。笑うしかない。

強い颱風やっちゅうとんねん。傘をさして道を歩けるわけがない。あんたたち舐めとんのか。仕事が…とか、あまりの状況判断のなさに笑うしかない。

都市住民の学習のしなさに、笑うしかない。

今回は笑うしかなかったが、ほんとは笑いごとではないのだ。