喪中はがき2015/12/01 21:53

毎年この次期になると喪中はがきが届く。

私自身は数十年前から年賀状を自己廃止しているので喪中もなにもないのだが、年賀状を出さないし返事も出さない無礼な私にも律儀に毎年年賀状を送ってくださるかたがおられて、さらにそのうえ喪中はがきまで送っていただいて、それはもうじつに恐縮しごくなのである。

ところで、喪中は親族のどの範囲までが対象になるのだろうか。

親や配偶者や子どもの逝去はまあ喪中なのだと思う。では兄弟は? 配偶者の親は? 兄弟は? ネットで調べると2親等までが含まれるとある。しかし、私くらいの年になると、親はともかく、兄弟はもうほとんど別家族という感覚である(私だけかな)。たしかに2年前に弟がなくなったときには「家族がひとり欠けた」という気持ちはあったが、しかしもういっしょに暮らした年月の何倍もの別の生活の時間があって、親がなくなったときのような「喪」の実感がなかったのが正直なところだ。

私はヘンなのか。「家」という制度にどうもなじめない私があるのでそうなるのか。私の名字から想像できるように、たかだか明治以降の「家」であるので、私の家族感は狭い。

ま、どうせ喪中はがきは出さないのでどうでもいいのだがね。

年末気分2015/12/02 22:37

年賀状も(喪中はがきも)無関係な私にとって、12月になったからといってとくに代わりはないわけだが、テレビでは確実に年末の雰囲気が出てきているようだ。「相棒」のあとなんとなくFNS歌謡祭がかかっているからかもしれない。

この年末年始、お正月が週末にぴったり合うので、訪問診療の予定をいつものような1月だけの微調整する必要がない。めんどくさくなくていい。ということで、まったくいつもの月の変わりと同じであるのも私の中の年末気分がさらに希薄になっている。そういう感じで年を越すので「いつの間にか年を重ねてしもうてるやん」ということになるわけだ。困ったことである。

医師会の役員をはずれたので、今年は医師会の忘年会も欠礼する。家族でやろうかと言っている以外にほかに忘年会の予定はない。新年会はCOMLの手作りのそれだけである。

レセプト作業2015/12/03 21:42

毎月初はレセプト作業である。前月分の診療報酬請求の作業だ。

何年か前、オカミの命令でオンライン請求になったので、以前のように印刷した「レセプト」を分類して編綴する物理的手間から解放されて、私についてはじつに楽になった。

思い返してみると、2003年の10月に診療所を開設、11月から保険診療を開始して、つまりちょうどいまの時期に初めてのレセプト作業となったが、最初から一人で開業したし、それまでは勤務医でレセプト請求の実務などなにも知らなかったのに、いきなりしなければならなくなった。

北海道にいた娘がたまたま予約のとれない小樽の旅館をプレゼントしてくれて、月初に温泉でいい思いをしたのもその後の地獄を招いた原因でもあった。紙のレセプトを自宅にまで持ち帰って未明までかかって処理したことが忘れられない。癇癪を起こしそうになったりした。

あれからもう12年。いまや、請求業務はオンラインで10分もあれば終わるのがウソのようだ。

もっとも、最盛期からすると、請求件数は半分以下になっているので、点検作業も楽になっているのではある。そのぶん収入も半分以下だがね。

飲み会2015/12/04 23:19

私にとってはおそらく唯一の忘年会もどき。

ある患家を通じての夏までの在宅チームが再会しての飲み会であった。これこそ医療介護の連携である。わいわいと言いたいことを言って楽しい時間を過ごす。私はほぼ聞き手に徹したと思っているが、途中からはアルコールが入ったので多弁になっていたかもしれない。

みんな、なんでそんなに一生懸命なのという人たち。隙あらばサボったろかと思っている私は身の置き所がないわ。

というわけで、楽しいお酒を飲んで帰宅した週末である。

師走の週末2015/12/05 22:59

道路が混雑していた。これから年末にかけて、どんどん混雑がひどくなると予想される。

午後から千里中央での勉強会に出るのに、躊躇なく阪急と大阪モノレールを使う。しかし、最寄り駅のいつも使う駅前バーキングが満車。駅の反対側のちょっと不便なパーキングに駐めたが、ここも私の車で満車。そのうえ、すっかり忘れていたが、モノレールの千里中央駅がやたらに混雑していると思ったら、帰りに気づいたのがエキスポシティだった。大阪市内方面から北大阪急行できたお客さんが千里中央でモノレールに乗り換えるのであった。

一時は閑古鳥が鳴いていた千里中央のテナントにもお客が集まって賑わっていた。

新幹線は速い2015/12/06 22:47

相方の実家への往復、最近はずっと車で行っていたが、今日は新幹線+レンタカー利用にしてみた。日帰りなので、車だと往復で450kmくらいある。ほぼずっと高速道路なので、楽といえば楽、しかししんどいといえばしんどい。

というわけで、東海道新幹線の各駅停車「こだま」をひさしぶりに利用した。各駅停車とはいえ、車輌はつい先日まで「のぞみ」で使われていた700系だし、走り出せば300km/hの俊足だ。1時間ほどはスマホを使ったり本を読んだり景色を見たり、楽。

ほとんど疲れていないのは新幹線のおかげだ。いまさらだけど、速い。

皮膚荒れの季節2015/12/07 21:41

気温が低くなり空気が乾燥してくると、いつも皮膚が荒れる。

手が荒れるのは仕事がら手洗いの頻度が極端に多いのが原因だろう。ネクタイを結ぶときに繊維にひっかかって素材によってはネクタイにけば立ちがいっぱいできてしまう。

入浴剤や保湿クリームなどいろいろと対策しているが、完全制圧はできていない。私は見た目のわりにお肌が繊細なのである。そして、うちのフレブル恬もここのところ全身をバリバリと掻きむしっている。皮膚がひどく荒れてきっと痒いのだろう。クリームを塗るわけにはいかないのでかわいそうだ。獣医さんで内服薬の調製をしてもらってきた。今夜は抗フィラリア薬もあったので飲む薬がいっぱい。前期高齢犬ともなるとつらい。

踵のぱっくり割れ、手背のひび割れ、手の爪のキワの裂けキズなどが冬の間は悩ましい。

停電2015/12/08 21:33

昨夜、日記をアップしてから珍しく早くから寝床に入って本を読んで眠くなり、うつらうつらしていたら相方の声で目覚め、目を開けても真っ暗でとうとうそういう時がきたかと観念したら停電だった。

周囲の様子を見ようとベランダに出ると、近隣のイヌさんたちが大騒ぎになっている。とつぜん真っ暗になってパニくった誰かが吠えて、つられてみんながわいわいしだしたのだろう。

マンションの住人さんたちの幾人かが廊下で情報交換していたが、みなさん状況を把握できず。まあ寝るだけなので時の過ぎるのを待つが、すっかり眠気が飛んでしまった。関西電力の停電情報のサイトでもなかなか出てこず、たまたま声が聞こえた警備保障会社のパトロール隊のかたからけっこう広範囲で停電していると聞く。

停電から復旧したときに、電気製品の思いもかけない挙動で事故が起きるかもしれないので、ともかく復旧するまで待つ。

停電直後に懐中電灯をとろうとしてなかなか手にできなかったことと、LEDヘッドランプの電池がへたっていたのが反省点。静かな夜の停電なのでこちらも冷静だったが、これが大きな地震での停電だったらもっと大変だったかも知れない。

さらなる危機管理の検討。