起承転結2018/04/14 22:31

大阪の人間は会話でも文章でもオチを気にする。話をマトメるのとは違う、チャンチャンという終わりかたにこだわる。それがうまく行かないとき、便利なフレーズがあることはある。言いたいこと書きたいことを勝手にしておいて「知らんけど」とつけたすのである。 相手からのツッコミを遮断する言葉。

知らんけど。

とはいえ、ずっと毎日の日記みたいな駄文を書き続けていると、やはり基本の起承転結を気にする。それでもネタに苦労しているときは、なんとか文章を作るのに悶々となってしまって、起承までは書けても転はどうしようと悩んでついに結もないことになる。

まあ文章のプロではないし、自己満足だけの日記なりでべつにいいのだが、それでもいい年をしてちゃんとした文章にならないのは恥ずかしい。20年以上前の日記を読み返して、まったく進歩がないのも情けない。

それでもやめへんで。わたしのぼけ防止でもある。

ぼけ防止といえば、自治体が認知症を予防しましょうとかやっているのにずっと反発している。認知症はいまのところ予防はできない、予防できたものは病気としての認知症ではない、といい続けている。でも予算がついているので、気の毒な高齢者を集めて呼ぼうしましょうねとやっているわけである。

わたしはぼけ防止のために毎日の日記を書いているわけだが、これで認知症を予防できるとは思っていないので念のため。まあ認知症になるときはなるということで、そのときはよろしく。

知らんけど。