ワールドカップとか2018/06/16 23:15

人はみなオリンピックとかワールドカップ、さらにはスポーツ全般に興味がありそれらに心躍るものだと、メディアのかたがたはほんとに思っているのだろうか。あるいは、それを取り上げることによって、多くの民が興味を持ってくれると思っているのだろうか。もしそうなら、アホやし、そうは思っていないのなら、お祭り騒ぎをしているのはなんのためなのか、番組制作が楽だからか。

これから一ヶ月ほどはサッカーまみれになるのだろう。前々回くらいまでは日本がプレイするゲームくらいしか放映していなかったのに、今回はあちこちの局がいろんな対戦をライブ放送している。それはBSやCSの仕事だったのではないのか。

とうとう地上波も衛星放送と違いがなくなってきたようだ。そういえば、時間帯によっては巧妙な通販番組をやっていたりして、まあ末期的な状況だと、テレビ好きのわたしは心配するのである。

そもそもいまやわが家の視聴の半分以上は録画したものである。録画視聴だとCMはもちろん30秒送りでぶっ飛ばす。視聴率が録画予約を考慮したものになっても、必ずしもCMを見ているとは限らないのである。さらに録画でない視聴でもまじめに画面に集中していることは少ない。

今朝の読売テレビ「あさパラ」でMCのハイヒールリンゴさんが言ってた。
<シンガポールの日はすべてのテレビ局が同じ映像を放送していたが、さすがに関西テレビ「よ〜いドン」は放送されるだろうと思っていたが、やはりキー局からのシンガポールの映像だった。どこを見ても同じシーン。こんなときは時間を決めて交代で中継するとかできないのか>
じつに同感である。視聴者のすべてがダラダラとしたライブ映像を見たいわけではない。「特オチ」が怖い人たちの脳内が透けて見えるようだ。

テレビジョン放送が始まったときから見ているテレビ大好きニンゲンのわたしだからこそ、いまのテレビにはがんばってもらいたいと思うのである。