ハロウイーン、知らんがな2018/10/30 22:20

外国の意味のある行事を勝手に持ち込んで、商売人とメディアがあおりたて、何年かたつともともとなんだったか分からないお祭り騒ぎになる。要するにあおって儲ければいいわけである。

クリスマスはだいぶ昔からだし、バレンタインデーがバブルころから、わたしが大人になって若者文化から離れているうちにハロウイーンとかいうワケの分からない騒ぎが出てきた。これはもともとどういう謂れなのか知って「ハッピー・ハロウイーン」なんて喚いているのだろうか。わたしはもちろん謂れは知らんし知る気もない。

渋谷のスクランブル交差点で仮装した男女が騒ぎながら横で軽トラをひっくりかえしてDJポリスがPAで注意する。

20年ほどしたら、全国各地で仮装した中年が軽トラ担いで警官役の男に襲いかかるのを特設桟敷で見物するというイベントが催されるかもしれない。そのうちいろいろなグループがそのパフォーマンスをしながら練り歩くようになり、しかしその桟敷席が高値で売られるようになって、それではいかんと首長が横やり入れて主催団体がゲリラ的にパフォーマンスを強行する混乱がおきるとか(ん? 徳島か)。

わたしから見るとこの10月末の騒ぎはそんなふうに見えるのだよ。

明日の様子によっては、来年からは警視庁の機動隊にがんじがらめにされたスクランブル交差点、その周囲は私服の警官によって検挙者が激増する修羅場になるかもしれない。かつての大阪西成みたいに。