Windows10と液晶モニター2019/04/11 17:22

Windows7のサポートが来年1月で終了ということがあって、一昨日から診療所のPCのWindows10へのアップデート作業をしている。

電子カルテやバイタルリンクなどを含むメインのPCの作業をまず始めた。このPCはVPNルータを通じてクラウド型電子カルテのサーバーに繋がっていて、電子カルテのログインにはUSBキーが必要であるというセキュリティが掛かっている。アップデートでの各種ドライバーの動作が気になるので時間がとれるときに始めてみたのである。結論から言うとじつにうまくいった。いちどのトラブルもなかった。Intel Core i3 3.40GHzにメモリー4GB。

このためにamazonでWindows10 Homeを購入していたのだが、アップデート作業中にWindows7の正規ライセンスを受けたPCなら無料でアップデートできることに気づいたのである。その方法でインストールすると、ソフトや個人設定をそのまま引き継ぐのでアップデート後の作業はほとんど皆無であった。そして、せっかくamazonで買ったが、それは無駄になったわけである。それは保管。いつかなにかのPCにクリーンインストールする必要ができれば使うことにする。

https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10

それで、うまくいったし無料でアップデートする方法が分かったので、気を良くして他のPCも昨日から今日にかけて作業したのである。

結論からいうと、電子カルテの予備機としているラップトップにはインストールできた。このPCのスペックは、Intel Core2 2.10GHzでメモリー2GB。さらにレセプト(診療報酬)のオンライン請求専用PCにもうまくインストールできた。こちらはAMD AthlonⅡX2でメモリー2GBである。ただしこの2機は正常に動作するが、とくにラップトップの動作はのろい。もっとも、それはWindows7のときからである。

もう1機。アマチュア無線のWIRES-XというVoIP通信のサーバーに使っているPCでは、インストール途中でなんのメッセージもなく作業が中断してしまいアップデートできなかった。こちらは無理をせずWindows7のまま使うことにした。このPCはIntel Celeron 3.06GHzにメモリー2GBである。

ところで、アップデート中にレセプト請求のためのPCのモニターはWindows10の適用外というメッセージが出て、じっさいに画面が見づらい。また、メインPCには古い4:3の液晶モニターが繋がっていて、アップデート後にはやや見にくく感じたので、適応外のを引退させてメインPCに新しいモニターを導入しようと近くのEdionに出かけた。iiyamaの24型のモニターの展示品が半額近くで売っていた。いいタイミングで即座に購入した。デスクトップが広くなってじつに快適になった。

これでおそらくわたしが仕事を引退するくらいまではシステムは使えるのではないか。HDDがもたないかな。

やれやれ。