モデルナ2021/06/30 23:04

とうとう2021年の半分が終わってしまった。ずっとコロナに翻弄された半年。今日はその典型のように、もともとフリーな水曜日なのに、午前中は介護施設のワクチン接種、午後からは川西市の集団接種会場への出務というワクチンの1日だった。

ところで、職域接種や自治体の大規模接種に使われているモデルナ製のワクチンの供給を巡ってゴタゴタしている。川西市でもファイザーの不足が懸念されてモデルナも併用と決めたところにこのゴタゴタ。もっとも、川西市のモデルナの予定は撤回されていないので、当市では予定どおりにできるように思われる(と期待する)。

河野ワクチンボス大臣が、モデルナのゴタゴタが一部の医療機関などの囲い込みにあるのではないかと指摘なさっておられた。

ありうる。

というのも、わたしのところのような零細診療所では、毎年のインフルエンザワクチンに関してしばしば欲しいだけ供給されないことがあるという悲哀を味わうからである。インフルエンザワクチンはコロナのそれと違って、それぞれの医療機関で薬品の卸さんから購入するわけだが、だいたい前年の実績で売っていただける(買えるのではなく売っていただけるのだ)。

一昨年のように、介護施設の嘱託医になって数十人のかたが増えても、そのぶんを注文してもなかなか充足してもらえなかった。それはなぜかというと、大手の医療機関がふだんからの取引の実績から、大量に備蓄するからだと、チマタのウワサ。だから今回も本当の必要量以上に水増し注文しているのではないかと、ワクチンボスはお考えなのか。

さらにさらに、ワクチンがらみで(以下自粛または続く)。