梅田のデパ地下のチカラ2011/10/19 22:49

相方がたまたま勤務がオフだというので、いろいろと溜まった用件をこなす。

傷だらけテフロンはげはげのフライパンの買い換えに箕面市のSSOK。ちょうどシトロエンDS3のオイル交換時期だったので、ディーラーに車を置いてSSOKへ。シトロエン箕面はSSOKのすぐ近くだ。

http://www.jet-manei.jp/
http://www.citroen-minoh.jp/

HPを確認して初めて知ったのだが、SSOKという、北摂ではかなり知られていた店名ではなく、おそらく吸収された萬栄グループの息がかかって名前が変わっていたようだ。そして名前だけでなく、中身もひどく変わっていた。ここはもうわざわざ出向いて仕入れするような店ではなくなっている。

店の活気がない。スタッフのモチベーションは明らかに落ちている。たぶん近いうちに消滅するのではないか。消費者を「嘗めてはいけない」見本のような変化だ。

最小限のお仕入れをしてから梅田へ。来月中旬に父の十三回忌兼母の七回忌の法要をするので、そのときのお供えと参列していただいたかたへの引き出物の下見だ。

マルチメディア梅田の北側にある駐車場に車を置いて、三越伊勢丹→大丸→阪神の各百貨店の地下食品売り場を巡る。

JR大阪三越伊勢丹 http://osaka.wjr-isetan.co.jp/
大丸梅田店 http://www.daimaru.co.jp/umedamise/
阪神百貨店 http://www.hanshin-dept.jp/

その順番にお客がだんだん増える。

じつは、三越伊勢丹については、5月の開業後なんどか行っていて、だいじょうぶなのかこの店という印象がある。東側のルクアの賑わいにもかかわらず、デパートにその熱気が及んでいないのではないか。まあ私は別に株主でもないからどうでもいいのだが、お江戸の百貨店が満を持して浪速に殴り込んできた気概は見えない。

地下食品フロアは、悲惨だ。客がいない(じつは地下だけではなさそうだ)。フロアがガランとしていると、居心地が悪くて落ちつかぬ。悪循環だ。

そそくさと駅南側の大丸へ。

ここは、そこそこのお客は入っているが、でもまあこんなもんか。川西阪急のほうが賑わってるよなあと思う。

最後に阪神へ。

なんなんだろうこの違い。ここでは売り場の通路がまともに歩けない。キョロキョロよそ見しながら歩くなおばはんなどという罵倒は無粋だ。ともかくみなさんがまじめにデパ地下を楽しんでいるふう。大阪駅の北と南でのこの違いはなんやねん(とはいえ、なんとなくその理由は分かっているわけだけど)。

今日はたまたま阪急百貨店には行かなかったが、阪急は阪神と覇を競うところ。全面改築のハンデはあっても、デパ地下は阪急という常連さんがいっぱいいるところだ。

半年経ずして梅田の百貨店戦争の結果は見えてきたのかな。