高齢化自治体の道路事情2019/01/15 23:28

わたしが在宅医療を中心に診療している川西市は、兵庫県でもほぼトップの高齢化している自治体である。一部の小学校区では高齢化率が40%を越えている。今年は昨年より率が少し下がったので何故かなと思って調べてみたら、そのふたつの地区では小学生が減って小学校の統合があり、隣接校区の高齢化率と均されて若干低下したのであった。けっきょく若年人口が減って高齢人口が増えているだけだった。

そういう町を訪問診療のために朝わたしが出発するころには、通所サービスの送迎車や訪問看護/介護のスタッフの車、給食サービスの配送車など、在宅ケア関連の事業所の車が入り乱れて走っている。いずれもあちこちに停車するので、慣れていないとなかなか走りにくい。もっとも、車体にはなにも書いていないがわたしの車もそのなかの1台である。

昼前から午後になると、わたしかそれより上の世代の、たいていがご夫婦が乗っているセダンが増える。すこし前までは「神戸50」など二桁の車種番号のついた地味なセダンが多かったが、いつのころからか初期型のプリウスがどっと増えた。最近はアクアや最新型のプリウスに入れ替わっている。ただ、批判覚悟で書くが、運転は決してお上手でないかたが少なくないので、やはり走りにくい。

あと5年したらどうなるのかと心配になる。あわてて付け足しておくと、それはひとごとではなくわたし自身の問題でもある。今年の6月車検で買い換えを検討もしているが、もう2年乗ればさらに安全装備の進んだ車が出てくるのではないかとも思って迷うところなのである。

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