老化老醜老害 ― 2010/03/24 23:49
老化
身心の衰えは生物としての人間は避けることはできない。個人差はあっても、老化から逃れることはできないという点で、老化に関して批判したり揶揄したりすることは許されない。
老醜
私が若いころ、年上の気鋭のジャーナリストや政治家や思想家はすごいと思った。それをよりどころに自分を律せねばと思って生きてきた面もある。
自分が老化するに従って、とうぜんのことに自分より先輩のかたがたも年をとった。そうすると、身心の衰えはやむをえないのに、自分からか御神輿かつがれてかともかく、しなければいいのにまた世間の表舞台に出てきたりする。
そうして、生物としてはあたりまえのように、過去の切れはなくなり「なんやこのおっさん」というような言動になってしまう。
醜い。
老害
老醜にもかかわらず、とりまきが自分たちの利権や便利のために老醜者を担ぎおだて煽り持ち上げて利用する。本人も老化のために判断力も低下していてその気になる。老化した人の名前が出て大事な場面で間違った判断をされることがある。
百害あって一利なし、だ。
で、だ。
私の仕事ではどうなのか。老化はすでに始まっていて、新しいことに順応するのがたいへんな作業になっている。老醜老害を見ていたら、おそらく70歳くらいが老醜さらさぬ限度かと思うのだ。つまり、その年齢になったら、患者さんの生き死にを扱う立場はやめたほうがいいのではないかと、じつに思ってしまうのだある。
身心の衰えは生物としての人間は避けることはできない。個人差はあっても、老化から逃れることはできないという点で、老化に関して批判したり揶揄したりすることは許されない。
老醜
私が若いころ、年上の気鋭のジャーナリストや政治家や思想家はすごいと思った。それをよりどころに自分を律せねばと思って生きてきた面もある。
自分が老化するに従って、とうぜんのことに自分より先輩のかたがたも年をとった。そうすると、身心の衰えはやむをえないのに、自分からか御神輿かつがれてかともかく、しなければいいのにまた世間の表舞台に出てきたりする。
そうして、生物としてはあたりまえのように、過去の切れはなくなり「なんやこのおっさん」というような言動になってしまう。
醜い。
老害
老醜にもかかわらず、とりまきが自分たちの利権や便利のために老醜者を担ぎおだて煽り持ち上げて利用する。本人も老化のために判断力も低下していてその気になる。老化した人の名前が出て大事な場面で間違った判断をされることがある。
百害あって一利なし、だ。
で、だ。
私の仕事ではどうなのか。老化はすでに始まっていて、新しいことに順応するのがたいへんな作業になっている。老醜老害を見ていたら、おそらく70歳くらいが老醜さらさぬ限度かと思うのだ。つまり、その年齢になったら、患者さんの生き死にを扱う立場はやめたほうがいいのではないかと、じつに思ってしまうのだある。