同志の、早すぎる死2011/06/18 23:50

1年間、胃癌と闘いながら、最後までご自分の意志を貫徹された、得がたい友人、同志である、ささえあい医療人権センターCOMLの理事長、辻本好子さんが、今朝、逝去された。

特定非営利活動法人の役員、協力医師という公的なおつきあいだけでなく、私のパートナーともども私的な部分でも楽しい時間をすごさせていただいたお姉さまであった。

私が医療者としてのいまの立ち位置や、よっている根幹になった意識に大きな影響を受けたのは、いまの私のパートナー以外では、辻本さん、その辻本さんの長年のお仕事でのパートナーであるYさんである。辻本さんが亡くなって、おそらくいちばんつらいのはYさんだと思うが、ご逝去の一報をtwitterで書いたあとのRTなどの反応をみると、辻本さんを失った無念をあらためて実感するのだ。Yさんには、これからCOMLを続ける重積が一気にかかってくる。私たちはできるだけの支援をいままで以上にしたいと思う。

この歳になると、つぎつぎに親しい友人などが亡くなられるのに遭遇する。昨年は同じ年の白浜での釣り仲間を失った。年に一人づつ親しい人がいなくなるのはつらい。

同志の、ほんとに早すぎる死だ。私のほうがぜったい先やと思ってたのに…。

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合掌。