介護認定審査会2020/03/17 22:12

介護保険の認定を申告すると、基本調査がおこなわれて一次判定が出る。いっぽうかかりつけ医が主治医意見書を作成して、この両者の資料を「機械的でなく」検討して二次判定を出して要介護度を決定するのが介護認定審査会の仕事である(介護保険法第14条)。

介護保険制度が始まったのは2000年であるが、1999年の後半から介護認定審査会は始動していた。じつはわたしはそのときからずっと審査会の委員を続けている。

川西市では制度の発足からずっと審査会の合議体が10あって、月に二度の審査会をやっている。ときには三回になることもあり、一回の審査で現在は42件の審査をする。もともとはもっと少なかったのだが、年を経るにつれて件数が増えてきた。それでも積み残しが解消出来ないのは、兵庫県でもトップの高齢化の市であるからの要だが、しかし川西市は兵庫県では介護保険のサービスを受けている人の割合は少ないほうだという。

今期のわたしの属する合議体の審査が年度末の今日で最後だった。

わたしはさらに来期も委員を続けることになっている。5人の委員のうちのお一人が今期で引退される。年をとってしんどいとのこと。わたしと同じ年なのに。

新年度の早々に委員の委嘱式と合議体の結成がおこなわれるのがこれまでの流れだったが、今年は例のSARS-CoV-2騒ぎのため関係者が集まってという式をやめるらしい。まあそれで行けるならわざわざ時間を割くこともなかろう。

いろいろな会議などが中止になっているが、SARS-CoV-2のために今後いろいろと変化するのではないかとの予感がするきょうこのごろ、。