個人の危機管理2011/04/08 01:52

2週間ぶりに白浜の九十九さんで痛飲、マスターと震災や原発に関わることをはじめいろいろと四方山話をしていたところに、地震の緊急メール。宮城県で震度6強と。

いま、市医師会の事務職が兵庫県JMAT要員として石巻で活動中、また、私たち夫婦のダイビングの師匠が同じあたりでボランティア活動中。

一時は津波警報も出て心配したが、収まったようで安堵したところ。医師会スタッフはtwitterで「激しい揺れ」とのtweetがあり、少なくともその時点での無事は確認できた。

ネットを含む複数のチャンネルでの情報交換が今回のような大規模災害では必須だとは確信しつつある。アマチュア無線の緊急通信が今回役に立ったかどうかは検証できていないが、その資格を持つ者として、つい最近往診車に装備するべくVHF/UHF帯FMトランシーバを入手したところだ。早急に設置作業しなければならない。

いま、政府はほとんど頼りにならない。個人レベルで危機管理しなけれはならないのは、ひょっとしたらそのほうがいいのかもしれない。

あえて平穏な一日2011/04/08 23:18

平草原公園の桜
 
東日本ではたいへんな日々が続いていることはじゆうぶん承知している。その被災地へボランティアで出向いている知り合いの人たちの活動も刻々のtwitterやMLでリアルタイムに知っている。

さすがに震災から半月以上は、阪神淡路を経験した者としては、落ち着かない毎日で、白浜に帰っていても気分は晴れなかったというのが正直なところ。

1ヶ月になって、この週末はようやく普段のリズムに近づいたかな、と。そして、私たちはできるだけ早くいつもの生活にもどり、消費し、元気に過ごす必要があると、これはもちろん前からも思っていたこと。

昨夜は九十九さんで痛飲したし、今日は天気が悪かったこともあって海には出ず、ひさしぶりに白浜の一日を楽しんだのである。

午後からは雨という予報、朝からすでにどんよりとした曇り空。降らないうちにと、平草原公園のさくらまつり見物。

http://www.nanki-shirahama.com/activity/meisyou/heisou.htm

白浜にきてまもなく3年になるのに、この公園をじっくりと歩いたのは初めて。なかなか自然ないい公園だ。残念なのは、白浜町の園地はことごとくペット不可ということ。おそらく行儀の悪い飼い主がいたのだろうとは思う。恬を連れてこられないのは寂しい。

そのあといつものように「富田の水」を汲みにいく。

http://www.tondanomizu.co.jp/

さて、昼ご飯。ずっと通っていた蕎麦屋「さうこう」さんが、ご家庭の都合で休業中で、選択肢がなく、田辺の野菜中心のラーメン屋さんを愛用しているが、今日のような暑い日はちょっと逡巡。
以前から噂で聞いていた、アドベンチャーワールド近くにある、知る人ぞ知るという蕎麦屋さんを探すことにする。以前にも二度ほど探したが見つけられなかったお店。

今回、iPhoneのAroundMeというアプリをダメモトで起動してみたら、これが見事にヒット。ようやく「そば切り潭」さんに行きついたのであった。

http://r.tabelog.com/wakayama/A3004/A300401/30004431/

私らの趣味に合うアンティークなインテリア、静かにジャズが流れ、昼時を過ぎていたので私たちだけ。いやはや…。週末はけっこう混むというのだがさもありなん。私らは週末は避けてまた通うことになりそう。

そのあとおつかいモノにするために、ナギサビール直営レストラン「バーリィ」

http://www.nagisa.co.jp/barley/

ナギサビールの10本セットを送ってもらう手続きをして帰宅。

11万キロ弱のEKwagonのオイル交換と、SPRIIの船外機のウォームアップを夕刻に。

午後からは予報どおりの雨だったが、ゆったりと楽しめた一日であった。