わんどの身辺雑記

「連携」がトレンドや。流行りや。

声高に「連携」と言われる(わめかれる)ということは、それができていないからだ。連携とかコミュニケーションとかをテーマにした集まりが花盛り。イベントやってそれでよしという空気はおまへんか? いかにそれができていない世の中かには目をつぶる。

あかんて。

けっきょく、個人間の繋がりで大事な患者さんをどうするかをマジメに考えていかなければ、現場ではやっていけない。

連携にICTを使う? そんなもの、繋がりのなかでのツールをどうするかのことであって、ICTを利用すれば繋がれるかもしれぬというのは幻想。ICTを先にもっていくのは本末転倒。デジタル企業の餌食。

e-mailでの連絡さえ一般的でない、MailingListって何っていうような現場でなにがICTやねん。

私は連携(笑)のために懐を開けているですよ。ただし、懐に入ってきてもらうには、最低限の知識や覚悟は持ってもらいたい。そういう意味で、私はじつは橋下さんのやりかたにけっこう賛同しているところもあるのだ。

「癌の在宅緩和ケアにケアマネージャーは邪魔」などと広言するから地域で嫌われてしまうのは、もちろん自覚してるのだけどね。