クライアントの逆襲2013/07/12 00:26

最近、クライアント(患家)が医療や介護の事業者を代えたいということが増えてきているようだ。

自分の職種でいえば、今年になって2件の主治医交代希望を受けた。ケアマネージャー(というか居宅介護支援事業所)の変更は以前から見られる。そして今日は訪問看護ステーションの変更希望。

医療はサービス業と言われだして久しい。私は一般的なサービス業とは一線を画するべきだと思っているが、在宅医療のシーンにおいても患家に選択され、事業所は淘汰される時代になってきたかと思う。

こちらの善意が当然になってトラブルになるという場面が少なくない点に注意は必要だが、やはり一対一になる在宅医療では患家の素を医療者が見ることもあるが、逆に医療者の性根も見透かされることが多い。

しかし現実に患家が困ることは、選択肢がそれほど多くないことなのである。

訪問看護ステーションが足らない>知らんがな2013/07/12 22:57

訪問看護ステーションが足らなくてケアマネージャーが苦慮しているという。

知らんがな、それを私に言われても。

国の制度設計が間違っているだけでしょ。それでいちばん被害を受けているのは患者さんだけど、それを在宅医に愚痴られても、知らんがな。私らにはなにもできない。自分が担当している患者さんを淡々と守るだけ。しかしそれにもキャパシティがある。自分のキャパ以上は責任持って引き受けられない。

それでは困ると言われても、知らんがな。

そんなことははじめから分かっていたはず。

近い将来には、ちゃんとケアができる介護職が不足する(もうしているかもしれない)。

知らんがな。