わんどの身辺雑記

在宅医療がしばしばマスメディアに取り上げられて祭り上げられる。いいねえ、在宅で最期まで過ごすのって。

そうなのか?

在宅医療に30年近く携わってきて、それはそんなに華やかに取り上げられるものではないとずっと思っている。じつに地味なものなのね。

たま〜に仕事のことを書くが、じっさいの日々はいろいろなことがある世界なのだが、多くのメディア露出ではいいことばかり、お涙頂戴ばかり。そんなんじつに少なくて、現実はじつに地味で湿っぽくて情けないことばかりだ。

わたしら在宅医療者は、ゆえにしっかり地味に、黒子で仕事をするのがいいのではないか。すくなくともわたしはやめるまでその線でいくわね。