紀南の丘から ― 2017/04/01 23:27
某所で「紀南の丘から」という新たなブログを始めている。「わんどの身辺雑記」というメインのブログとFacebookのノート日記はほぼ内容は同じものだが、「紀南の丘から」はすこしモディファイしたり再編集、再校したりしたものにしている。「わんどの身辺雑記」は20年以上前から続く原則毎日のもので、となは空疎な内容のこともある。仕事の話は書かないという原則を貫いているので、一日ネタがないこともあるからしかたがない。
「紀南の丘から」は更新が少なくなってもなんとか内容のあるものばかりにしたい。問題提起できるものにしたい(あくまで目標、ね)。
それにしても、だ。ずーっとネットで文章を書いてきているのに、さっぱり旨くならないのだ。人を引きつける文章を会得したいと思い続けてきたのだが、もう無理。才能はなかったということで。
「紀南の丘から」は更新が少なくなってもなんとか内容のあるものばかりにしたい。問題提起できるものにしたい(あくまで目標、ね)。
それにしても、だ。ずーっとネットで文章を書いてきているのに、さっぱり旨くならないのだ。人を引きつける文章を会得したいと思い続けてきたのだが、もう無理。才能はなかったということで。
朋あり遠方より来たる ― 2017/04/02 22:38
30年来の友人が、モチカツオを食べに東京から白浜においでになった。どうせなら最高のモチカツオを召し上がっていただきたいので、いきつけの「竹寶」さんにお願いしていたら、忖度してくださって(笑)ほんとにおいしいモチカツオを用意していただいた。日曜日にそれを用意できるのはなかなかすごい。
カツオ以外にもいろいろとおいしいものを出していただいて、東京の美食家にも満足していただけたかなと思う。
ほぼオープンから通っていて、あまりにいきつけなのでついわがままを言いそうになるが、それは「常連の道」に反する。しかし「東京から友人が来るので」とひとこというだけできっちりと用意してくださったお店の矜持にはほんとに頭が下がる。
いいなあ、白浜。
カツオ以外にもいろいろとおいしいものを出していただいて、東京の美食家にも満足していただけたかなと思う。
ほぼオープンから通っていて、あまりにいきつけなのでついわがままを言いそうになるが、それは「常連の道」に反する。しかし「東京から友人が来るので」とひとこというだけできっちりと用意してくださったお店の矜持にはほんとに頭が下がる。
いいなあ、白浜。
遠距離通勤 ― 2017/04/03 21:37
月曜日は遠距離通勤の朝だ。今回は途中でいったん宝塚に戻ったとはいえ、火曜の夜からほぼ一週間の白浜暮らしであって、いかに新年度とはいえ、すこしリタイアムードが身にしみて、朝がつらかった。
宝塚のマンションに着いてベランダから大阪平野を見ると、一気に気分が滅入る。上空は快晴なのに、視界が霞んできっとPM2.5かなにかの濃度が濃い。
気を取り直して仕事に。
さて、新しい年度の始まりである。
宝塚のマンションに着いてベランダから大阪平野を見ると、一気に気分が滅入る。上空は快晴なのに、視界が霞んできっとPM2.5かなにかの濃度が濃い。
気を取り直して仕事に。
さて、新しい年度の始まりである。
つらかったねえ ― 2017/04/04 21:49
わたしの仕事はいまは医療の最末端でのものであるが、しかしはじめての診察のときには大学病院でのときと同じく患者さんの病歴を聞くことから始まる。最先端医学の施設であろうと、町の片隅の老人ホームであろうと、原則は同じことである。
医者は理科系だとされているが、しかしだからといってコミュニケーション能力が欠如しているようでは仕事はできない。初対面での病歴聴取は、まさにインタビュー技法、取材テクニツクのようなものである、とわたしは思う。ときには「つらかったねえ」と心から思ってしまう病歴聴取もある。
傾聴とか共感とか言葉が言われるが、あまりテクニックに陥ると嫌みになるのは、医療者だけではなく介護関係でも同じだ。
最近はやっとオスキー(*)という訓練が医学教育でも取り入れられてきているが、横で見ていてもまだまだぎこちない。いろいろ経験するしかないのだろう。上から見るような態度なんかは最低である。
(*)OSCE: http://www.cato.umin.jp/02/0601osce_outline.html
医者は理科系だとされているが、しかしだからといってコミュニケーション能力が欠如しているようでは仕事はできない。初対面での病歴聴取は、まさにインタビュー技法、取材テクニツクのようなものである、とわたしは思う。ときには「つらかったねえ」と心から思ってしまう病歴聴取もある。
傾聴とか共感とか言葉が言われるが、あまりテクニックに陥ると嫌みになるのは、医療者だけではなく介護関係でも同じだ。
最近はやっとオスキー(*)という訓練が医学教育でも取り入れられてきているが、横で見ていてもまだまだぎこちない。いろいろ経験するしかないのだろう。上から見るような態度なんかは最低である。
(*)OSCE: http://www.cato.umin.jp/02/0601osce_outline.html
委嘱式 ― 2017/04/05 22:11
今日は午後から介護認定審査会の委員の委嘱式があった。1999年夏の最初の委嘱式から9回目だろうか。
それにしてもなぜこういう形式的なことをするのかねえ、お役所というのは。
その後の総会での会長選びなどでは
「事務局一任っ」
とか
「異議なーっし」
とか、まあ予定調和みたいな議事進行がなされるわけだが、悲しいことに会場にきているほとんどは役所の人たちではなく、いわば一般的な常識をもった人たち。お役所のかたが
「いかがいたしましょうか」
と言っても、しーーんとしていたりして、わたしは噴き出しそうになってしまった。そのうちどなたかが小さな声で
「事務局一任っ」
と言って無事進行。思わず
「ふなっしー」
とか言うてやろうかと思ったわたしは関西人。
それにしてもなぜこういう形式的なことをするのかねえ、お役所というのは。
その後の総会での会長選びなどでは
「事務局一任っ」
とか
「異議なーっし」
とか、まあ予定調和みたいな議事進行がなされるわけだが、悲しいことに会場にきているほとんどは役所の人たちではなく、いわば一般的な常識をもった人たち。お役所のかたが
「いかがいたしましょうか」
と言っても、しーーんとしていたりして、わたしは噴き出しそうになってしまった。そのうちどなたかが小さな声で
「事務局一任っ」
と言って無事進行。思わず
「ふなっしー」
とか言うてやろうかと思ったわたしは関西人。
アガサ・クリスティ ― 2017/04/06 23:25
「そして誰もいなくなった」の録画してあったのを見た。前後編で4時間弱。原作は知っているが読んでいない。現代風にアレンジされているだろうものの、けっこうおもしろかった。
キャストも豪華であって、その豪華キャストが早々と殺されて消えるのはさらに贅沢である。そのうえに、このドラマは渡瀬恒彦さんの壮絶な遺作だ。ラストのシーンは歴史に残るものではないだろうか。
監督が和泉聖治さんだというのである意味で納得。
しかし、食事中からの長時間は、ちょっと疲れもしたのである。
キャストも豪華であって、その豪華キャストが早々と殺されて消えるのはさらに贅沢である。そのうえに、このドラマは渡瀬恒彦さんの壮絶な遺作だ。ラストのシーンは歴史に残るものではないだろうか。
監督が和泉聖治さんだというのである意味で納得。
しかし、食事中からの長時間は、ちょっと疲れもしたのである。
サクラの季節 ― 2017/04/07 22:54
昼前から大阪市内に用件があって、それをすませたあと、どんよりと曇ってときどき雨が降ってくるなか、車でサクラ見物ドライブをしてきた。
傘をさして花見をしておられるたくさんのかたがた、そのかなりの割合が外国のかたであった大阪城の周囲をぐるっと回り、片町から国道1号線桜宮橋を渡って造幣局北側から北上、樋ノ口町を右折して都島橋で再び大川の東側を抜け、左折左折で大川左岸の道路を桜之宮公園に沿って南下してもういちど桜宮橋へ。
ひさしぶりにきたエリアであった。大阪にもこんなに華やかな場所がある。
レンタルボートでもあれば、来年は家族を乗せて大川をボートでのんびりと走りたいものである。
傘をさして花見をしておられるたくさんのかたがた、そのかなりの割合が外国のかたであった大阪城の周囲をぐるっと回り、片町から国道1号線桜宮橋を渡って造幣局北側から北上、樋ノ口町を右折して都島橋で再び大川の東側を抜け、左折左折で大川左岸の道路を桜之宮公園に沿って南下してもういちど桜宮橋へ。
ひさしぶりにきたエリアであった。大阪にもこんなに華やかな場所がある。
レンタルボートでもあれば、来年は家族を乗せて大川をボートでのんびりと走りたいものである。
うるさいなあ ― 2017/04/08 22:54
一人で白浜に帰るので午後の「くろしお」。
ちょっと嫌な予感がしていたのだが、もろに当たる。
大陸方面のグループのかたが車輌を席巻。うるさい。もともとiPadで映画を見るつもりだったので、ヘッドホンで音を遮断できていたのだが、通路を行ったり来たり、ほんとに落ち着かない。
けっきょく白浜までいっしょだったのがうっとうしかったのである。
しずかにできませんかねえ、大陸のみなさま。
ちょっと嫌な予感がしていたのだが、もろに当たる。
大陸方面のグループのかたが車輌を席巻。うるさい。もともとiPadで映画を見るつもりだったので、ヘッドホンで音を遮断できていたのだが、通路を行ったり来たり、ほんとに落ち着かない。
けっきょく白浜までいっしょだったのがうっとうしかったのである。
しずかにできませんかねえ、大陸のみなさま。