岸和田をすこし2017/06/14 23:11

岸和田市といえば勇壮な地車(だんじり)で有名だ。泉州の中心地で、河内の生まれのわたしが言うのもなんだが、なかなか濃い土地柄であると思う。言葉もきつい。

かつて、泉佐野の病院にはパートで行っていたことがあるが、岸和田はなぜかスルーするばかりだった。

今日は仕事の予定も会議や勉強会もなく、面会の約束もなかった。用件があって岸和田の山手のほうに行ったあと、ふと思いついて岸和田城に行くことにした。

市役所がかつての城内にあるのも知らなかったのだが、お城の周囲はよく整備されていい雰囲気である。駐車場も安い。それなりの都市のなかにあるとも思えない静寂のなかで天守閣にも登ってなかなかいい時間を過ごすことができた。

「だんじり会館」というのもあるが、わたしらはあまり興味なく、横を通り過ぎて旧紀州街道をすこし南下、蛸地蔵天性寺さんに参拝してきた。蛸地蔵は南海電鉄の駅にもなっているし、そのインパクトのある名前で子どものころから知っていたが、参拝は初めてである。

地理好き地図好き町歩き好きのわりには、ごく近くの泉州でさえ初めてという軟弱さを反省。

帰路には堺の宿院にある蕎麦屋「ちく満」に何十年ぶりかで訪問。午後の遅くだというのに「二斤半」もせいろ蕎麦を食べてしまった。つぎは堺市の中心部を歩こうかな。