わんどの身辺雑記

冬が暖かかったのでわが家の近くのソメイヨシノのツボミがもう膨らんで、いつも早く咲く木では今日の午後にいくつか開花した。

世間はSARS-CoV-2で息が詰まるような毎日だし、わたしの仕事でも介護施設が防御に必死になっているのを見ている。診療のために訪れるわたしも入館時には体温チェックや消毒、もちろんマスク着用などを課している。

できるだけ人ごみにはでかけないようにしているが、昨日は日帰りで岐阜まで行く外せない用件があったものの、さいわい新幹線もダイヤの乱れた東海道線の電車も混雑なく、おそらくリスクは避けられたと思う。

暮らしはずっと抑制された気分であるが、しかしそれでも花は咲く。いつものようにユキヤナギがすでに満開で、すぐあとにソメイヨシノが開くのである。

今年は我慢する。来年のいまごろ「去年はたいへんやったねえ」と余裕をかませたらいいなあ。