わんどの身辺雑記

　「天下太平」って、言ってみたい。

　あっち向いてもこっち見てもアホなことばかり。私は「自己太平」だよ。でも、それでいいのか、世間さまには悪いのではないか。しかし、若いころからいろいろしんどいことをしてきて、だから還暦過ぎたのでちょっと「自己太平」したいと思ったし、幸いそれができる環境になったのが今の私。

　「天下太平」にする責任は為政者である。「自己太平」にするのは自分だ。そのために、社会人になってきてから40年ほど、必死にやってきたつもりだ。

　ただ、自己太平は天下太平があってこそ。その天下太平がない今、どうすればいいのだ。

　ずーーーっと昔、私が一時かぶれた左寄り思想のままでこの日本国を動かしている連中。その性根を垣間見ることができるぶん、天下の行方が心配だ。

　私の寿命と日本国の寿命のどちらが長いのかと、真剣に考える2011年の新春。