異様な風景2013/01/09 22:54

たまたま川西警察署の前を車で走っていたら、テレビのカメラクルーがたかっていた。

川西でなんかあったのかと訝りつつ通過したのだが、そのカメラを中心として複数のマスコミのクルーがたかってるのは、日常からみるとじつに異様である。しかし、その当事者のみなさんは、世間から異様、異常と見られていることは自覚しておられますでしょうか?

そう、なんか自己規制のように結界を作って、一見は行儀よく、穿ってみれば仲良し仲間の配慮。笑うですよ、みなさん(嗤)。

川西にクルーを派遣したニューズがなんだったのかいまのところ分からないのだが、メディアはまだまだ余裕がありそうですね。

ご自愛くださいまし>マスコミ各社

痛飲2013/01/11 02:07

なんだかいつも飲んでばかりいるようなのだが、じつはそうなんである。

年始から間を置かずに白浜に帰ってきて、いつものように「九十九」さんに行ったら、店の外からもそれと分かる巨漢の姿。末弟がカウンターにいて、じつにひさしぶりに邂逅。

22時くらいからやりだして、ふと気がつくと午前1時を過ぎていた。いろいろな話題で兄弟で痛飲って、なかなかおもろい。

新年から気分のいい白浜の夜。彼は明日は仕事だが、私らは遊び。ごめんね(笑)。

今夜はもう北摂2013/01/11 23:09

昨夜のいまごろは白浜の「九十九」さんで飲んだくれていたが、今夜はもう北摂に戻って日常。ちょっとした用件があって、明日の朝に戻る予定を早めたのだ。

夕刻には臨時の往診も対応して、われながら変わり身が早いと感心するのである。このオンオフの切り替えにちょうどよい距離が渋滞なければ2時間すこしの白浜だと、家を建てる前には分からなかったものの、4年たっての結果として感じるのである。

新年会のピークかね2013/01/12 21:57

毎年の行事で「ささえあい医療人権センターCOML」の理事会とそのあとの新年会。ケータリングを中心にいろいろな持ち寄りがあって、30名近くの人たちが集う。こういう新年会をもう何年やってきたか。以前と違うのは、創設者の辻本好子さんが一昨年の6月に亡くなったのでおられないということ。

それでも雰囲気は変わらない。集う人たちの思いは変わらない。

14時から始まって17時を過ぎても続くが、私は18時からの市医師会の新年会があるので途中退席。COMLの事務所から20分ほど歩いて大阪駅前のホテルへ。

宴会場フロアは、各地医師会や大学医局の新年会ばかりで埋まっている。なんでも大阪の一流ホテルでは、大学の医局同士がいい部屋の獲得を巡ってしのぎ合うとか…。

医師会の宴会場では見られないが、大学のそこでは明らかに業者の担当者とおぼしきスーツ姿人がたむろしている。もうそんなことはやめたらと思うのだが、やめられないのねえ。私ら同業者が多いので事情は分かっているが、業界と無関係の人が見ると異様なんだがねえ。

宴会のあとに新地に二次会にでもお連れするのであろうね。

まあ、突っ込まれるまでは好きにやっといてください。

二次会に誘われたが、さすがに新年会の梯子だったのでお断りして帰宅。健全(笑)。

白浜がんばれ2013/01/13 22:43

2年連続100万人割る 白浜温泉の宿泊客
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=245331

自動車の便がよくなると宿泊しなくても観光できるということではないだろうか。じっさい、南紀田辺まで阪和道が延び、一昨年春に海南-有田間が4車線になってからは、大阪近郊から南紀への道路事情は格段によくなった。極悪な渋滞の回数が激減している。

だから実感としてお客さんが多い季節に、町は賑わっているものの、夜になるととたんに閑かになる。飲食店も一部を除いて閑散としていることが多い。

もともと白浜に限らず国内の温泉地はいずこも苦戦しているようなので、ひとり白浜だけが盛況になるのも難しいのかもしれないが、それでもなんとかがんばってほしいもんだと地元の贔屓。

爆低2013/01/14 23:07

専門家のなかでは「爆低」というらしい。

まあ爆弾低気圧の略だものね。でもインパクトがある「爆低」。早速ATOKの単語登録をした。

で、冬になるとなんどかこの爆低に列島が荒らされる。荒らされるのが分かっていて予測できているのはいわゆる「想定内」であって、その予測がされているのにニュースになるような混乱をする都市は学習しないなあ。予測できていてもお約束のようにひどい渋滞を起こしたりする都市(しつこいようだが東京のことを言っているが立場変われば大阪やほかの都市でもいっしょだろうね)、予測できない地震など想定外だとどうなるのかね。諦めるしかないのではないか。

となると、また以前にも書いた話になるが、自分(や家族)は自分で守るしかない。米国の銃社会を嗤っているが、同じことではないだろうか。誰も助けてくれないとなれば、自身は自分で守るしかない。「てんでんこ」だ。

悪いが、私も余裕があれば医者としての仕事はするが、それもなくなれば「てんでんこ」になると思う。それによって生き延びてこそ、医者である意味もできてくるというものだ。

積雪すると分かっていて、なんでうろうろ車で走るかなぁ。

事業継承か廃業か2013/01/15 22:08

テレ東カンブリア宮殿。個人商店の事業継承プロジェクトの話だ。

継承といえば、私の職種では多くの同業者がずっと昔からそれに腐心してきたのではないだろうか。

そのために子息を医学部に入れ、そこそこの時期になれば診療所や病院を継承する。それができなければ廃院するしかない。顧客や設備や不動産などは諦めるしかない。

予測したわけではないが、幸か不幸か私はごく零細かつ資産なく開業したために、廃院するとなったときの懸案は患者さんの引き継ぎをどうするかだけだ。もっとも、在宅医療という特殊な業態なので、それがいちばん難しいかもしれない。すると、私のとるべき道は、事業継承すべき子孫はいないわけだし、患者さんの自然減を積み重ねて自然消滅するしかないのか。

これまでに自然消滅できた医療機関はあったのだろうか。などと考えていると、では私がそれをやってみて「診療所の自然な幕引き入門」などという本でも書いてやろうかしら(笑)。

医療機関の難しいところは、保険医療機関でいる間は、たとえ患者さんが一人になっても、フルサイズの保険医療機関でいなければならないところだ。自然消滅は現実には難しい。

航空機のトラブル2013/01/16 17:32

先日らい続いていたボーイング787のトラブル、とうとう緊急着陸と緊急脱出まで起きてしまった。大事にならなかったのは幸いだが、最近になく航空機の信頼性を損なう事態だと思う。

この一連で思い出すのは、数年前のDHC8-400のこと。怖くて乗れないなあと思っていたものの、いつのまにかほとんどトラブルは聞かなくなった。

今回のB787も新機種で、いわゆる初期故障だと思われるが、そもそも製造が遅れたのも不具合が続いたからだといわれていたようだ。

そう考えると、いちはやくB787を導入したANAとJALはいわば臨床治験をされているのかもしれない。

早く乗ってみたいと思っていたが、どうやらもうしばらくはこなれている777や767、737あたりを利用するのが正解か。

ウインドウズは新しいバージョンになっても1年くらいは使わないし、自動車も新型に飛びつく買いかたはずっとしてこなかったのが私の方針だった。飛行機もそうしよう、そうだそうしよう。