首都圏との落差2014/05/08 00:09

最近はじまったことではないが、日本の国は東京周辺だ、という気分が強すぎるように思う。大手メディアの作り手がほとんど東京だということの影響が大きいに違いない。

在宅医療の現場事情をTwitterやFacebookで見ていると、なんだか首都圏のそれは私ら「地方」とはかなり様相が異なるように見える。いや、在宅医療だけでなく、地域医療の空気が相当違うのではないかと思えるのだ。

そういう状況の差異を無視して制度をいじるから、齟齬をきたすことが多いのではないだろうか。

今回の改定で心配された「同一建物居住者」の難民化は、わが市では幸い回避された模様でやれやれだが、ケースの多い首都圏ではどうなのだろうか。

休肝は2日で終わった。今夜は酒気に入れない缶ビールのあとに焼酎のロックを3杯呑んでしまった。

在宅無理筋2014/05/08 23:11

ひょっとしたら古くから在宅に関わっている医療者の多くが感じているのではないか。

在宅無理筋のケースが急激に増えている。

どこが無理かというのは、それぞれいろいろあるのだが、病院に長くいられないためか、メディアを中心に在宅で最期をという刷り込みが浸透してきたからか、はたまた選択肢なくやむを得ずなのか、ともかく無理やろというのを支援しなければならないために、医療者側が燃え尽きそうになっている現場。

この数年のことだ。

いまのままだと、5年もたてば在宅医療にはペンペン草が生えて心ある医療者は在宅から手を引くのではないか。

私は若いころはかんしゃく持ちでイライラしていたが、年をとって丸くなってきたなと自負している。その私がまだイラっとするケースが続く。こんなのはぜったい無理やで。