落差は尋常ではない2014/05/18 00:00

特定非営利活動法人ささえあい医療人権センターCOMLの社員総会のため白浜0920発のくろしお12号で天王寺、帰路は天王寺1820発のくろしお23号で往復してきた。

最近とくに感じるのだが、JR天王寺駅の混雑の激しさだ。

いま「mio」と称しているショッピング街が天王寺ステーションビル(通称「すてびる」)と言っていたころから基本的にコンコースの広さは変わっていない。というより、駅中ショップが増えたり耐震補強で柱が太くなったりして狭くなっているかもしれない。

そこに「あべのハルカス」や「Q'sモール」などの新しいスポットができたのである。

田舎の白浜から特急で天王寺に着いたときの、その猥雑さの風圧は尋常ではない。

そして、喧噪の天王寺から特急に乗って白浜(くろしお23号が着く2043には路線バスはなくタクシーもときにはいないような駅前になる)着き、迎えにきてくれた相棒の車で家に着いたときのホッと感もまた特別なものである。

過疎というとネガティブな印象だが、平穏だと言えばポジティブだろう。今夜は風もなくじつに穏やかで静かだ。

タダより高いものはない2014/05/18 23:13

補助金とか助成金とかいうものがある。

公的なそれはほとんどが税金から出るものだ。

補助金が出るのでなにかしましょうという論理がなんの疑問もなく通っている。違うやろ。なにかするのにお金が足りないので補助金の助成はないものかという経緯がもともとのはず。

大阪の商売人の家で生まれ育った私には、タダほど高くつくものはないという精神が根強い。ちょうど逆の精神に、損して得取れというものもある。

しかし、ここのところの世間を見ていると、目先の儲けばかり追っているように思うのである。

「積善の家に余慶あり」というのは、母方の祖父の座右の銘だ。祖父ほどの積善はできていないと思っているが、少なくとも補助金などに頼るようなことはしたくないのである。