またまた天下りですか2017/01/23 22:35

ひさしぶりに見るともなくNHK「クローズアップ現代」を見ている。文部科学省の天下り問題。ゲストの一人の中野雅至さんが関西弁を封じてかしこまっておられるけど言っていることはいつものように辛辣なのがオモロイのはともかく。

天下りを制限するいろいろなことがいつまでたっても空振りなのはもうどうしようもないんだなと思える。わたしならそんな仕組みに乗って「能力がないひとたちの再就職の仕組み」に自分が乗せられたと知ったらそこにはいられないと思うのだが、そうは感じないのか感じていても居心地がいいのか居心地が悪くてもお金が入るからなのか、わたしの世代になってなおしがみついている元官僚さんがおられる現実。情けない。

わたしは唯一持っている資格でほぼずっと一匹狼的に半世紀生きてきた。もちろん陰から支えてくださった多くのかたはおられるだろうが、少なくとも「あのかたには頭が上がらない」という借りはない。あえて言えばわたしに好きなようにさせてくれた亡くなった両親くらいである。

強固な組織のなかで守られて、つぎの生活も用意してもらって、裏でベロを出されていることを知ってか知らずか過ごしているかたがたの感覚はわたしには分からない。

もっとも、世の中のすべてがわたしのような好き放題者ばかりだと社会がなりたたないのかもしれないねえ。