風の通る家 ― 2006/07/09 23:24
私がまだ小学校に上がる前、祖父の家と私の家の間の路地というか通路はいつも風が通り抜けていて、夏になると曾祖母と祖母がゴザを敷いて繕い物などをしていました。孫である私は、ときには三矢サイダーなどを入れてもらったりして、昼寝をしたりして過ごしていた記憶があります。
大阪近郊でもまだ自然が多く残っていたので、この季節になりますと、家は開け放たれて風が通っていました。セキュリティなどという言葉はカケラもなかったころのお話です。
今日は一日暑かったのですが、自宅マンションの玄関ドアを開け放ちますと、南面のベランダから玄関側に風が通り抜けて快適でありました。しかし、小さなマンションですから、玄関を開け放ちますと、廊下からリビングが丸見えになります。裏の道路からも家の中が見えてしまいます。
今年こそは玄関網戸を設置して風の通る家にしようとパートナーからせっつかれています。業者を探さねば…。
