15日の問題はもうエエなあ2006/08/13 22:26

 この週末のニュースショー系の話題はどこも芸のないテーマで靖国ばかりといえるでしょう。東アジアとの関係でなんか大きな問題になるのかもしれませんが、じつはほとんどのイッパン日本国民にとっては、これはじつはそれほど大きなことではないのではないでしょうか。なかなかそうだと口にしにくいのは、マスコミが一斉に向いている方向に対して公然と背くのが難しいいつものパターン。

 関係者に「日本国民の心」なんてひとまとめに言われてしまいますと、「あんたに私の心をとやかく言われたくないよ」と、したくもないツッコミをしたくなります。

 合祀はできるけど分祀はできない(ATOKの辞書には「合祀」はあるけど「分祀」がなかった!?)ということは、人のタマシイというのは、液体か粉末のようなものなのかなと思ったりして、混ぜ合わせは簡単だけど、いったん混ざったら分けられないのは、それなら納得できるな、とか不遜な妄想が頭から離れなかったりします。いや、べつに神社を侮辱しているのではなく、イメージとしてはそうでも考えないと理解できないのですね。

 そして、どうしても靖国神社をお参りしたいのであれば、一国の総理なのだから、官邸に分社してもらえば警備の手間もカネも助かるのになあと、これはあまりにも極端かなあ。わが家には清荒神さんの神棚がキッチンの冷蔵庫の上にありますが、毎朝それを拝むのは、荒神さんにお参りしていることといっしょだと思っているのですが、違ったのかしら。

 いま庶民の興味は「ヤスクニ」よりガソリンが「ヤスクネ」でしょう、やっぱり。