颱風一過は木枯らし2013/10/26 19:35

昨夜、白浜の行きつけのお店でくだを巻いているころは激しい雨が降っていた。あとから考えると、そのころが今回の颱風27号の最盛期だったようだ。

適度な酔いで熟睡し、夜明け直後に目覚めたときには晴れていた。二度寝して8時すぎに雨戸を開けると、強い北寄りの風とそれによって白く波立つ田辺湾。日はしっかり差している。つまり、真冬の景色がそこにあった。

まさに木枯らし。

ちょっと用件ができて弟の車に同乗して昼前に大阪に出てきたので、その後のようすは分からないのだが、短〜い秋からもう冬かという季節の変化だ。

かなんなぁ。

飲んで醜態はいややな2013/10/27 22:52

酒は好きだが酒に溺れたくない。

ときに呂律が回らないときがあって、いかんいかんと自覚するので、それ以上の醜態は(最近は・笑)ないはず。

ご同輩のみなさまで、しばしば酔って醜態を見る。いややな。恥ずかしいな。この年になってそんな酔いかたはほんとにつらいな。

若いころは限界が分からずに飲んで撃沈したことが皆無とはいわないが、そこそこの年になってからはないはずだ。おっさんの酔っ払いは恥ずかしい。

前期高齢者直前のおっさん(私のことね)でも、お酒を飲んだときの自分の行動はエエカッコしたのである、私はね。

飲んで酔って醜態をさらすのは私の生きかたには、ない。

学習していないのか>企業の不祥事2013/10/28 21:11

えらいさんの謝罪会見(一部は釈明会見だったが)が続いて暗澹たる気分になる。経験を積んで上り詰めたそれなりの地位のかたが、なぜ学習できていないのか、一般世間から離れてしまって見えていないのか、じつに不思議だ。

結果的に辞任にいたったが今回の阪急阪神ホテルズの社長の会見はほんとうに多くの反感を買ったと思う。温度差があるだろうが、関西地方では怒りがそれはそれは沸騰していると言っても過言ではない。阪急ブランドのこれまでの信頼感を根底からひっくりかえされたからだ。

その信頼感を社長は見誤っていたのだろうか。つまり、客をその程度にしか見ていなかったのかという印象を与えたのだ。その影響はホテルだけに留まらず、おそらく阪急ブランドの飲食、百貨店や物販系に及ぶはずだ。

いっぽう、みずほ銀行。こちらについては「またか」であり、その初期の対応はほぼ予想通りだった。私らのような一般庶民にとって、合併を繰り返してできたメガバンクの客あしらいがひどいのはもう共通認識。彼らには世間は見えていないだけなのだろう。

クロネコのクール便の作業がずさんだった問題。これまたあるていど予想していたことではある。荷物の紛失や破損などの話を聞くことは少なくなかった。ただ、ヤマト運輸の謝罪会見は、会見そのものは不愉快ではなかった(ひどいのを見たあとだからかもしれないね)。

小林一三さんや小倉昌男さんが存命だったらどういう形になっていたのかねえ。

COSTCOで必要なものだけ買う2013/10/29 22:04

慣れてきたのか飽きてきたのか。

ちょっと必要なものがあって、尼崎のCOSTCOに行ってきた。

http://www.costco.co.jp/p/locations/amagasaki

COSTCOに限らず、IKEAやニトリの初心のころは、いろいろとよけいなものを衝動買いしてしまって、これは私の宿痾かと嘆いたものだったが、近場にそれらの店ができてから日常的な行動の一部になると、さすがにそういうことはほとんどなくなった。

今日もいちおうダラダラと見て回ったけれど、とくにわしら団塊世代の好奇心をくすぐる目新しいものはない。COSTCOに限らず、最近は寂しいことにあまり購買欲がないのだ。たいていのものを手に入れているからかもしれない。

というわけで、一目散に目的物を集めてそそくさとレジへ。いつもここで手に入れる定番品ばかりだ。手慣れた精算をしてもらって、滞在時間は約20分(笑)。

しかし贅沢な話やね。

タンポポ2013/10/30 23:06

今回のホテルレストランのメニュー偽装をみていて、私は故伊丹十三さん監督の「タンポポ」を思い出した。その映画は、食に関する消費者側も提供者側もいろいろ欺瞞を持っているというのを遠慮のない映像で指摘して痛快だった。

http://itami-kinenkan.jp/about/movie02.html

1985年の作品。すでに30年前から食の周辺の胡散臭さを伊丹さんは感じ取っていたのだろう。そういえば人の死に関わる不思議な事象を描いた「お葬式」という作品もあった。

伊丹さんは時代を先取りして、じつはそれなりにタブーな部分を表現していたのだろう。そのために傷害を受けることになり、その先なのかどうか分からないけれども、自死にもいたったのだろうか。

ふと伊丹作品をまた見ようかと思いだした秋の夜長。

1984年11月『お葬式』
1985年11月『タンポポ』
1987年2月 『マルサの女』
1988年1月 『マルサの女2』
1990年6月 『あげまん』
1992年5月 『ミンボーの女』
1993年5月 『大病人』
1995年9月 『静かな生活』
1996年6月 『スーパーの女』
1997年9月 『マルタイの女』