心の詐欺2014/02/05 21:33

佐野河内さんのことを、クラシックにあまり興味がない私は今回の騒ぎになるまで知らなかった。

広島をテーマにしたとか、東日本震災で演奏された楽曲だとか言われても、恥ずかしながら知らない。しかしまあいい曲だったのだろう。

なにが原因でいまこの時期に暴露されることになったのか分からないが、しかしいい楽曲ならゴーストライターも立派なのではないか。曲に罪はない。まさか人気が佐野河内さんのパーソナリティだけでだったということはないだろう。もしそういうことなら、音楽の世界も単にブランドだけかということになる。

それにしても、高齢者を騙して何億円と集める詐欺師もいかんが、いわば「心の詐欺」みたいなのも、法的にではないが罪深いと思うのである。

コメント

_ ひさみ ― 2014/02/06 08:55

いつも楽しく拝見しております。初のコメントです。
おそらく、ソチオリンピック男子フィギュアスケート代表の高橋大輔選手が、佐村河内さんの「ヴァイオリンのためのソナチネ」で滑ることから、このタイミングになったのではないかと思われます。

_ wando ― 2014/02/07 23:09

ひさみさん、はじめまして。

ゴーストライターさんもそれがきっかけだったとおっしゃっておられるようですね。

良心がかろうじて繋がっているという感じを持ちました。

トラックバック