星が見えない2016/08/14 23:23

月が明るいこともあるのだろうが、空をみると高層の鱗雲がわずかにあるだけなのに星がまったく見えない。

ペルセウス座流星群の話題で賑わっていたのはつい数日前だ。おそらく山のほうに行けば、あるいは白浜の家であれば、ひさしぶりの雨で空気がきれいになったはずの夜だからもっと星が見えるはずだ。

中学生のころ、当時は客車は走行中でもデッキのドアは開いていたので、山の中を走る夜行のデッキから空を見上げて衝撃を受けたことをいまだに覚えている。福知山線だったか土讃線だったか…。60年近く前でも住んでいた八尾市では街の明かりと大気汚染で空の透明度は悪くなっていたのだった。

願わくは花の下にて春死なむそのきさらぎの望月の頃 という西行さんの歌がある。それはそれで私も望みたいが、私は満天の星が見える下もいいなあ。

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