初夏の痛飲2008/05/09 23:00

 法事などの行事でない今夜、たまたまみんなの回りが一致して、兄弟3人で食事をしました。すぐ下の弟は車できていたのでアルコールは飲めませんでしたが、親が健在だったころにはしばしばやっていた「飲み会」をひさしぶりにやったわけ。

 長兄の私がまもなく還暦ということも話題になりましたが、それぞれに年相応の変化もあり、地元から離れた地の居酒屋であったものの、それなりに盛り上がったこと。

 恬もいっしょなのでペット可の旅館で泊していますが、ほんとにひさしぶりにほっこりとした夜です。

CHINA005離陸、天候最悪2008/05/10 19:00

天候がよくて明るくいい三脚使えばもうすこしマシに撮れるか
 私の自宅マンションから大阪国際空港がよく見え、RWY32からの離陸機が目の前で旋回していることはたびたび書いています。しかし、国際線の定期便がすべて関西国際空港に移ったいま、普段はとくべつ興味深い機材が飛来することはほとんどありません。したがって、来日に賛成か否かはべつとして、国賓級の人物が来日して大阪国際空港を特別便が利用するときはちょっと楽しみになります。

 前回は、来日したジョージ・ブッシュ大統領が日本を離れた2005年11月16日にエアフォースワンを撮影しています。

http://green.ap.teacup.com/wando/176.html

 今日はもちろん胡錦涛主席。中国国際航空の特別機、コールサインは「CHINA005」。ボーイング747-800。あいにくの本格的な雨のうえ、夕刻の薄暗くなっての離陸でしたので、写真はあまりきれいにとれていません。愛用の Pentax ist*DS に SIGMA 70-300mm をフルに望遠側にして手持ち撮影したもののトリミング。かろうじて尾翼の中国国際航空のマークが見てとれました。あまり公開できるような写真ではありませんが、伊丹ひさしぶりのジャンボ機。いちおうの記録ということで…。

やや疲れてます2008/05/11 22:47

日高川の椿山ダム堰堤
 金曜日から和歌山県に行って土曜日には雨の中を紀伊半島のど真ん中を走ってきたり、帰宅してからイヌの恬の体調がすこし悪くて獣医さんに通ったり、夕刻に近所の公園で迷いコーギーがいてちょっとした騒ぎになったりして、休日にもかかわらずやや疲れています。1年ほど前からの腰痛もちとひどい。

 急に気温が下がって寒いくらいというのは、暑さにきわめて弱い私としてはいい傾向だと思うのですが、年のせいか朝起きたら声がおかしくなっているのも自信喪失。

 雨中ではありましたが、初夏の紀伊山地の青さは、現実世界に戻ったときには、かえって毒になったかもしれません。うまくいかんもんです。

奈良の映像2008/05/12 19:39

 おそらくテレビで初めて5月9日の奈良での映像が流された。例によって大阪ローカルの「ムーブ」である。

 今回の国賓来日では、いろいろとメディアの(自己)規制があったらしいということがネットで指摘されているし、実況中継が原因不明のFOMA回線中断で放送できなかったとか、大阪のホテルでは後期高齢者の女性が雪山獅子旗を持っていただけで警察に拘束されたとか、なんだか「いつの時代や」という情報が飛び交っている。

 そんな中で、旗を取り出そうとしただけの男性が私服を含む警察官4名ほどに抑制されて連れ去られている生々しい映像、一人の警官は同僚に「撮られてる」と言っているように見えるショットまでも放映されていた。「国旗ですから大切に扱ってください」とその男性は訴えている。

 なんだかきわめてイヤ~な雰囲気に、この国はなっているのではないだろうか。

天災2008/05/13 22:43

 いかに軍事力で抑圧していようとも、いかに中華思想を頑迷に維持しようとも、天災のもとには無力である。

 ミャンマーのサイクロンと四川省の大地震で、人間の営みなんて屁みたいなもんだとあらためて実感してしまう。被害を受けた一般人民はほんとうに気の毒ではあるが、なんだかちょっと不遜な言葉が想起される。それは「仏罰」。

 きわめて注意深く書いているつもりだが、5月に入ってからの世界を見ているとどうしても…。そうして、それはわが国においても例外ではないかもしれない。まだ今のところは大きな天災は起きていないけれど。

 どうしてもそういうことを考えてしまう、近隣に大雨洪水警報や竜巻注意情報が続々と発令されている初夏の宵。

本音とつけ刃2008/05/14 23:35

「介護保険の対象縮小で2兆円の負担減」
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/16010.html

 これ、本音のようです。

> 軽度の要介護者を介護保険の対象から除外した場合の介護
> 給付費への影響に関する試算結果を示した。この中で、国庫・
> 地方負担など計2兆円以上の削減が見込める

言質をとられれば、つまり現在の要支援レベル、あるいは要介護1/2程度までを切り捨てれば2兆円も節約できる根拠になるわけで、いやはやこれは美味しい試算であります。

「主治医の届け出9000件 新たな高齢者医療」
http://www.47news.jp/CN/200805/CN2008051401000081.html

 医師会レベルで反対しているところではほとんど後期高齢者診療料の基準の届け出がないという記事なんですが、この記事には聞き捨てならぬところがあります。

> 厚労省は「患者が担当医を決めたいと思っても選択すらでき
> ない。制度の趣旨を理解してほしい」として、医師会側をけん制

って、主治医にはいつでもなりますし、すでに「かかりつけ医」として患者さんから頼られている例にいとまはない。そういう状況でも、制度と規制でがんじがらめにして患者さんが自由に診療を受ける権利を奪う後期高齢者診療料の算定を拒否するという、意識の高い医師会、開業医が批判されるいわれはないのである。

「後期高齢者医療制度 終末期相談料廃止も」
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/92518_all.html

 「そこな老人、あんたはどうせ先が短いんだから金のかかる治療を受けても無駄なだけ。潔く切腹せい」というのがこの制度。

 無神経な官僚たちが一丁やってみたものの、なぜか分からんけど(おそらくほんとうに何が悪いのか分かっておられないと思う)風当たりがひどいので、とりあえずお得意の朝令暮改で再検討。なあに、ワシらは間違いはすぐ正す有能な官僚なのよん、偉いっしょ、という得意顔が目に浮かぶ。

 なめてたらあかんでぇ。

居宅での看取り2008/05/15 23:49

 それをいちばん主たる仕事にしているにもかかわらず、やっぱりその場になると「やめたい」と思ってしまう。

 家族にとって、大事な人を亡くすというのは、どういう状況であれ、必ず悔いや悲しみや無念さが残るものであり、だから居宅で看取ったことでいろいろな点で「これでよかった」と感じても、でもじつは病院で看取ってたほうがよかったのではないかとか思ってしまうものだ。

 医者は、人の命を助けることが使命だというのは真ではあろうが、しかし人の最期を看取れるのも法的にも医者しかないというのは事実である。

 だけれども、看取りをした日の夜は、じつは空しさというか、無念さというか、そういうものでついアルコールが重なってしまうのである。

パソコン用メガネ2008/05/16 19:22

 乱視を伴ったあまり強くない近視に老眼が加わって、近くの本や新聞はメガネをはずしたり遠中近用メガネ(近は素通し)を使ったりしてきましたが、パソコン画面を見るのがかなり不便でした。

 遠中近メガネではすこしクビを後屈しなければならないので肩が凝り、メガネをはずすと焦点が合いにくくて細かい字が見えない。なにしろパソコンに向かう時間が長いので、専用のメガネを作ることにしました。

 以前から聞いていたとてつもない安売り店「新大阪時計店」。なんとも飾り気のない古い店ですが、検眼の早さ正確さにびっくり、しかもどの枠を選んでも2本で1万円ポッキリという値段。もちろん職場と家に1本づつでちょうどいいのです。

 昨日から使っていますが、やはりだいぶ楽になっています。