わんどの身辺雑記

『善光寺、苦渋の返上』
http://mainichi.jp/select/today/news/20080419k0000m040103000c.html

　チベットの問題が続いていて、同じ仏教徒としてなんで善光寺が中国の警備隊が好き放題しそうな聖火のスタート地を受け入れているのか、ずっと不思議かつ不満でありました。ようやくそれを返上するとのこと。ただ、理由に「文化財や信者を守らなくてはいけないという安全上の問題と、チベットの人権問題もある」というのはちょっと残念。それでは木刀を店先から片付けるとした土産物屋さんと同じレベルではないか。理由の前後は逆であるのがスジだと思いました。

　そうしてふと思うのは、南都のお坊さんたちは「せんとくん」に疑義を挟むよりさきに、仏教の危機への意志表明をするべきではないかと。

　ちなみに、私は五輪や聖火そのものにはまったく興味はありません。南無…。