ウナギ2007/08/27 21:49

 知り合いの男性が多数のメダカとウナギを持ってきてくれました。診療所のベランダで代替わりしつ15年以上メダカを飼い続けているのを知っていて、北のほうの谷川で獲ってきてくれたとのこと。

 この男性は私よりすこし年配ですが、山に入って山菜や果実を採ってきたり、七夕にササの木を手配してきたり、ともかく元気で山野で遊んでくる人です。子どものころに私がやっていたようなことをそのまま今でもやっているわけで、これはちょっと羨ましくもあります。自分はもうそんな元気がありませんからね。

 ウナギは小さなヤツが2尾なんですが、ちょっと深い目の容器に少し水を張って石で隠れ場所を作ってくれました。あまり水を入れると尾っぽから逃げるのだそうです。そういう習性は私は知らなかったのですが、じつはパートナーの実家の近くにはウナギが重要な役割をした神社があって、その地域出身の人はウナギは食べません(神さまに近いものですものね)。ですからその地域の川にいるウナギは私の腕くらいもある、びっくりするくらい大きなものです。天然記念物に指定されています。こんな巨大ウナギを入れておくには風呂でもだめかもしれません。

 まだ暑い午後、白い容器の底でくねっているウナギを見ながらの変な想像なのでありました。